一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

転職活動の初動は、読書から

転職活動の記録。

 

いきなり職務経歴書を書き直すのではなく、まずは前回の転職時に読んだ本を何冊か読み返すところから始めた。正確には、Kindleに残っているハイライト部分を拾い読みしただけではあるが、これが思った以上によかった。


前回の転職時、私はホワイトなルート営業の仕事をしていた。移動時間も多く、読書時間(オーディオブックを聴く時間)はいくらでも確保できた。夜は早く帰って書類や面接の準備をする。今振り返ると、かなり贅沢な環境で準備をしていたと思う。

 

一方、今はそうもいかない。今回は、前回のやり方をそのままなぞることになるだろう。逆に言えば、前回は相当念入りに準備した。その再現をするだけでも、転職活動としてはかなり質の高いものになるはずだ、と想像している。

 

改めて読んで、やはり一番しっくりきたのは、故・山崎元さんの『一生、同じ会社で働きますか?』である。私にとっては、転職活動のバイブルだ。感情論に寄らず、出版から10年近く経つが、冷静に「市場でどう見られるか」を軸に考える姿勢は、何年経っても色あせない。

一生、同じ会社で働きますか?

他にも『転職の思考法』や『転職大全』などを読み返したが、結論は同じだった。やはり、ジョブ型志向で整理できないキャリアは、転職市場では評価されにくい。自分が何をしてきた人間なのかを、職務単位で説明できなければならない。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 転職大全 キャリアと年収を確実に上げる戦略バイブル

ここで少し悩ましいのが、自分の立ち位置である。私は法人営業ひと筋でキャリアを積んできた。一方で、直近1年ほどは新規事業開発にも関わっている。経験の厚みで言えば法人営業だが、肩書きとしての印象は新規事業開発の方が強いと予想している。

どちらを前面に出すべきか悩ましいところである。ただ、事実として「新規事業を開発しつつ、そのプロダクトを自分で営業している」のは間違いない。この組み合わせで語るのが、今の自分にとって一番嘘がなくストライクゾーンを広げられるだろうという結論にいったん落ち着いた。

 

前回もそうだったが、転職活動を始めると、今やっている仕事の良い点・悪い点・改善すべき点が急にクリアになる。市場の目線を借りることで、現職を客観視できるからだ。

たとえ今回、最終的に転職しなかったとしても、このプロセス自体は無駄にならない。むしろ、現職を続けるうえでも確実にプラスになる。そう思いながら、淡々と準備を進めていくつもりである。

 

おしまい