一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

読んでいてかっこいい本を読む

先日ブログで記した通り、会社帰りに図書館に立ち寄る習慣を続けている。

この習慣が定着した大きな理由は、家と会社の間の動線上に三箇所ほど図書館があるという立地の利便性である。
図書館へ行くのは、当日の新聞をざっと読むのがメインの目的である。無論、それだけではもったいないため、ついでに蔵書も借りることにしている。


借りる本の基準
私が借りて持ち帰る本の傾向には、ある種の偏りを見せている。それはすなわち、「読んでてかっこいい本」であるということだ。
具体的には、ドラッカーの『経営者の条件』、あるいはポーターの『競争戦略論』といった、ビジネス界隈で古典的名著とされる類のものを選ぶ。これらは本当に読み込みたいという純粋な探求心だけでなく、人目に触れることを意識して選んでいる。

ドラッカー名著集1 経営者の条件 [新版]競争戦略論Ⅰ

こうした「かっこいい本」を携え、電車の中で開く。
すると、その傍らでスマートフォンを操作する大衆の姿が目に入る。彼らの多くは、ゲームに興じたり、動画を漫然と眺めたりしている。その瞬間、私は彼らに対し、一種の優越感を覚える。

 

日々、知識を積み重ねる

冷静に考えれば、私は相変わらずどうしようもないアラフォーの一人に過ぎない。ドラッカーやポーターを読んでいるからといって、私の仕事や人生が劇的に好転するわけではないことも、頭では理解している。
しかし、それでも、実際に電車でスマホゲームに熱中している層と、私が見ている世界は間違いなく違うと強く思う。実際、私は数年間の綿密な準備期間を経て、全くの未経験であった業界への転職を成功させている。その結果、年収も100万円単位でアップさせた。あの時、スマホゲームではなく本を開いたという、その小さな選択の積み重ねが、この現実を生み出したのだ。私はこれからも、この「知識を蓄える」という地道な努力をたゆまずに継続し、目に見える形で結果を出し続ける所存である。


知識という財産、ビジネスにおける戦闘への準備
この「読んでてかっこいい本」を読むという行為は、単なる優越感に浸るための自己満足ではない。
私が手にする本には、ビジネスにおける戦闘を勝ち抜くための普遍的な知恵が刻まれている。これらは、私の思考の土台ともなる。
通勤時間という、本来なら惰性に流されがちな時間を、知的鍛錬に充てる。この地道な日々積み重ねが、競争の激しい戦場で生き残るための、最も確実な準備となる。優越感は一時の感情に過ぎないが、知識は財産として蓄積されるのだ。

 

おしまい