先日、会社のオフィシャルな飲み会があったのだが、ついにノンアルで最後まで通すことに成功した。会社員人生で初めてのことかもしれない。
しかも席は、よりによってアルハラ気味の上司の横である。乾杯の瞬間、私は迷わずコーラを注文した。案の定、「おい! 大丈夫か、どうした?」と声が飛んできた。しかし私は落ち着いて、「最近すぐ眠くなるので酒は卒業したんです」と笑顔で返した。それ以上は特に突っ込まれなかった。
これで、公に「飲み会で飲まない宣言」をしたことになる。私はここに、社内および取引先など、仕事の関係者と飲む場では永久に酒を飲まないというルールを敷くことにする。
長期休暇で実家に帰ったときも同様だ。酔って寝てしまうくらいなら、その時間で本を読み、勉強し、未来の自分の可能性を少しでも広げたいからである。
あと50年くらいは生きるとして、まだ半分以上ある。酒と女の尻を追いかけ続けた社会人の第1シーズンを終え、第2シーズンに突入だ。
もっとも、例外は設けておく。女を抱く時、あるいは口説く時には酒を飲んでもよいことにする。これはまあ、唯一の快楽として、金曜の夜くらいは自分に甘くしてやろうという判断である。こういう緩さも継続には必要なのだ。
それにしても、今後、会社の飲み会で飲まなくて済むというのは最高だ。あの、飲んだあとに電車でぐったり眠くなる時間が消える。そして、帰ってからの自己投資の時間が丸々復活する。
私はまだまだ読めていない本が山ほどあるし、学びたいことも無限にある。酒をやめるだけで、人生が変わる可能性は大きくなる。
これからの私の「卒アル」生活はきっと快適である。飲まない勇気を一回発揮するだけで、今後飲まないでよいチケットをゲットできた。さて、今日も家に帰って自己啓発に励むとしよう。
おしまい