一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

西野采配が批判される理由が理解できない

今日は時事ネタを挟もうと思う。

 

日本対ポーランド戦後、ニュースやTwitterなどで大きな話題を呼んでいる西野采配。

 

本議論の整理であるが、グループリーグ最終節、対ポーランド戦の後半、日本は0-1で負けているにもかかわらず、あからさまな時間稼ぎで試合を終了させたことに対する是非である。 

このような事象が起きた背景は、同時刻に行われていたグループHのもう一方の試合で、コロンビアがセネガルを1-0とリードした時点で、1位はコロンビア、2位が日本という順位になったことによる。

具体的には、日本はセネガルと同勝点で、得失点差も総得点も同じ、そして直接対決でも2-2の引き分けだったが、フェアプレーポイント(イエローカードの枚数)で優位に立っていたのだ。

簡単に言えば、コロンビアが1-0のままなら、日本は0-1かつイエローカードをもらわない状況を保てばグループ2位を確保できたということである。(セネガルが同点に追いついた時点で日本はグループ3位となる)

だから、日本は攻めなかった。

同点ゴールを狙うよりも2失点目を避ける決断を、西野朗監督は下したのである。

 

 

さて、神戸新聞の記事によると、西野采配の是非は以下のとおりである。

あの采配について全面的な理解を示しているの人はちょうど半分の50%である。

 

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(出典:神戸新聞NEXT) 

 

 

決勝トーナメントに行けたという「結果が全て」ではないのか?

そのためのルール(フェアプレーポイント)であり、日本はルールを最大限活用した、それだけのこと。

 

モラルというか戦う姿勢を批判するこの日本の風潮はなんとかならないものだろうか?

 

もし他力本願の消極采配で、セネガルが得点し追いつき、日本が決勝トーナメントに行けなかったのであれば、批判されるのはもちろんわかる。

そのリスクを引き受けた上でのあの采配、逆に見事としか言えない。

 

ちなみに、結果がすべて世界で生きている芸能人・著名人・スポーツ選手は軒並み擁護派がほとんどでした。

www.sanspo.com

www.hochi.co.jp

www.nikkansports.com

 

セルジオ越後氏だけは猛烈に批判しているが・・・

www.sanspo.com

 

ま、人の意見はそれぞれだから自分が必ず正しいとは言えないけど、ちょっと今回の件は理解ができず、つい書いてしまった。

 

この件は忘れて、3時から国民一丸となってベルギー戦応援しましょうや!

以上!