年に1〜2回、iPhoneが重たく、アプリが落ちまくってイライラすることがある。今日はそんな日だった。みなさんも時にそんな経験はないだろうか?
そういう時にはiPhoneの電源を一度切ってから再起動すると改善されることが多いが、今日はiPhoneのメモリを手動で解放する方法をご紹介する。
前提として、iOSでは、メモリの管理はすべてiOSが自動的に実施してくれるらしく、通常であればユーザーがメモリを解放する必要はないらしいが、あまりにiPhoneが重たいならやってみたらよい。
やり方
電源ボタンを長押して、電源オフのスライドバーが表示されている状態を表示。
この状態でホーム画面に切り替わるまでホームボタンを押し続ける、以上。
これだけでメモリが手動で開放できる。
開放前後のメモリ比較方法
解放前後のメモリの状態を比較するために、「System Status Lite」という無料のアプリを使用してみた。
開放前、なんと1.6%しか空き容量がなかった。そりゃ重たいはずだ。
解放後は使用されていない領域が47.5%と大幅に拡張することができた。
ちなみに、ネットで調べたところ、Wiredは「システムによって確保されている領域」、Activeは「起動中のアプリケーションによって確保されている領域」、Inactiveは「直前まで確保されていて、現在はクリーンアップできる状態の領域」で、それ以外のFreeが空き容量となっている。素人目では、最後のFreeの%に注目したらよいだろう。
ホームボタンがない皆様へ
なお、iPhone X以降のユーザーはホームボタンがない(私もそうだ)ので、以下の手順で、仮想ホームボタンを追加する必要がある。
こちらもやり方は簡単で、iPhoneのホーム画面で「設定」をタップ→「アクセシビリティ」設定画面から「タッチ」を選択→「AssistiveTouch」をオンにするだけ。
そうすると現れる、こんな感じの怪しげなボタンが、仮想ホームボタン。
普段使う必要がないなら、手動メモリ開放が終わったら、また消しておくといいだろう。
おしまい