一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

沈黙は金・雄弁は銀

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今日は転職の相談をずっとしていた同業他社の先輩から、「転職活動の進み具合はどうか、転職先は決まったか」としつこく聞かれたので、内定先を教えてしまった。

私は、万一転職先に悪評を入れられることを防ぐためにも、絶対に上司・同僚・取引先には転職先を言わないつもりなのだが、これでどこかで漏れるリスクがゼロでなくなってしまった。

 

基本的に、私は自分のことを積極的に話さないようにしていて、それが自分の父親的に一番ストライクゾーンの性格らしく、「よくできた息子だ」と褒めてもらえる(笑)

 

自分のことを話すデメリットを考えると、

・場合によっては自慢・マウントに映る
・批判・悪口・愚痴を言ってしまうリスク
・詮索されるのが単純に面倒
・弱みを握られる可能性がある

あたりが考えられる。

特に、サラリーマン的には最後が重大で、あとあと立場が弱くなる可能性を自分で作り出してしまうことになるのだ。

酒の場とかでは特に注意する必要がある。一瞬話が盛り上がるからと余計なことを言わないようにしないといけない。

 

逆に、聞き手になってペラペラ話させた方がメリットを享受できる。

・相手を気持ちよくさせられ、人間関係が円滑になる
・逆に弱みを握れる可能性がある
・こちらが秘密を守れば「口が固い」認定で信用度が増す

など。

「沈黙は金・雄弁は銀」と昔から言われるが、まさしくその通りだと思う。

 

とはいえ、転職のキッカケを作ってくれた恩人とも言える人に嘘をつくのも憚られたので、誰にも他言しない約束のもとで内定先を教えることにした。それでも、やはり少し後悔している。

私が慎重過ぎるのかもしれないが、自分のことを話すという行為については、言うデメリットがメリットを上回っている気がするのだ。

 

おしまい