一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

問題児は楽しい

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転職先に入社してから半年が経過し、だんだんと自分の色を出し始めている一匹狼です。

ここ最近、自分にしかわからない業務領域(上司から見てブラックボックス)が増えてきたので、上司や同僚に出す情報を限定的なものにし始めているのだ。

何回か「報連相がない(少ない)」と叱責を受けたが、それでも頑なに私はコミュニケーションを取らない。

クローズドな情報を持っている人間は、社内での交渉力が上がる。裏を返せば、その人間に聞かないと進まない仕事、その人間にしかお願いできない事柄が増えるので、必然的にその人にモノを言いにくい環境が出来上がっていく。

 

「一匹狼さんてサラリーマンとしては0点だよね。でも、怖い存在だわ」と、先日横でお菓子を食べている事務員のおばさんからしみじみと言われたことがあった。

「怖い存在」という響き、なかなか野性味があってよいではないか。

 

家畜のように従順に会社員生活をしていくことは簡単だし、一定のストレスと引き換えに、ある程度安定した生活を送ることはできるだろう。若かりし頃の私もそうだった。

そういうひたすら受け身の生き方は楽だ。多くの日本人の気質に合っているのかもしれない。ただ、全く面白くない毎日が、昨日・今日・明日と続いていく。

 

自分で生き方を決め、実行する働き方は、敵も増えるので大変だ。

だが、この方が圧倒的に楽しい。自分しか知らない知識が増えれば、自分の思い描くやり方・順番で仕事を進めていけるし、働く時間や場所を制約されずに快適に働くということもやりやすくなる。

やはり、取るべき生き方は問題児なのだ。主体的に問題児になろう。

 

おしまい