一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

他人に期待しない

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最近改めて人間関係のストレス対処方法をあれこれ考えていたのだが、

「他人に期待しない」

結局これがシンプルかつ最も効果の高いのやり方のように感じる。

 

対人関係がかかわる事項(一人で完結できない事項)について、相手からはすべて悪いシナリオの反応が来るものと考えておく。

・このお願いは聞いてもらえないだろうな
・この報告は一回で通らないだろうな
・この人時間通りに打ち合わせに来ないだろうな

とかね。

そうすると全てが想定通り以上の結果になるので、どう転んでも儲けものなのである。

これ、めちゃくちゃ精神衛生的に健全な思考と思わないだろうか?

 

結局、アドラー心理学でいうところの「課題の分離」というやつで、あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むor自分の課題に土足で踏み込まれることによって引き起こされるということを肝に銘じておきたい。

我々がすべきことは、自分がその時できる最善の選択をするのみで、その選択について他人がどのような反応をするかはあくまで「他者の課題」であり、自分にはどうにもできない話。なので、気にしない気にしない。

日々の一つひとつの対人関係に加え、会社の人事査定とかもそう。他人の主観で行われるものなので、ギャップが出て当たり前なのである。そういうことをいちいち気に揉まないことが大切。

 

古今東西、人間関係の悩みに関しては多数の書籍が出てるけど、結局他人に何の期待もしないことが心穏やかに生きる究極のコツだと思う。若い人はよく覚えておくといい。

これを他人に言ってしまうと、達観しすぎている・悟りを開いていると怖がられるので注意ですけどね・・

嫌われる勇気

 

おしまい