一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

「40代」というタイトルの本をチラ見する

まだ少しだけ猶予はあるのだが、自分にも40代というものが見えてきた。恐ろしいことである。

小・中学生にとっては、40歳という年齢は途方も無い上の年齢だった。おっさん・おばさん以外の何でもなかった存在に、自分もなりつつある。

 

「40代」というタイトルがついた本をチラッと見ると、「人間関係の棚卸しをせよ」とか「減速して自分らしく生きよ」的な現実的なアドバイスが多い。

20代・30代向けのそれらが、「人脈を広げろ」「若い頃はとにかくガムシャラに仕事せよ」といった野心的な内容が多いのと比べると、寂しく思ってしまう。

僕と同じように大卒で働き出した人は、42歳で丸20年の社会人キャリアになる。同じ期間さらに働くと62歳だ。32歳の時は、同じだけ働いても42歳であることを考えると、エラい大きな違いである。

 

正直、これからの自分にあらゆる可能性があるとは到底思えない。

しかし、ここで気を緩めることなく、困難があっても、そこを乗り越えて頑張ることを目指したい。どうせ、ダラダラと生きたところで、平等に歳をとるのだ。

ここから1ランク・2ランク上の満足できる自分になるために、自分なりの決意や心構えを日々確認して過ごしていきたい。

決意・心構えといったものは、毎日毎日、新たな気持ちで確かめないと、すぐに記憶の彼方に飛んでいってしまう。

 

幸い、日記書き・手帳に書いたミッションステートメントの確認などは、完全に習慣化できた。

これを未来にわたってずっと続けることで、何歳になっても挑戦できる自分でいよう。

 

また、30代後半で転職に成功できたのは、キャリアの柔軟性を高めるという意味で非常に良い経験になった。

常に転職できる準備を意識し、高みを目指そう。

 

おしまい