一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

人の名前を覚える

今日は、仕事でも恋愛でも超重要な話を取り上げる。

それは「人の名前を覚える」ということである。

そして、とにかく会話の中に相手の名前を入れることが大切だ。

 

人と会ったら「◯◯さん、こんにちは」「おー!◯◯ちゃん!」

商談中も「この企画はですね、◯◯さん」「◯◯さん、それは面白いですね」

電話でも「◯◯さん、お世話になっております」

とにかく名前を会話に入れること、これだけで貴方の印象は格段に上がる。

 

逆に、相手の名前を間違えると印象は最悪である。

特に、営業の仕事をしてる人は、面倒でも、相手とバイバイしたらすぐに名刺の裏に相手の外見の特徴や会話の中で知った情報(出身・家族構成・学歴・職歴・趣味など)を書き込む。そうすると、顔と名前が一致して記憶に残りやすくなる。

そして、次回訪問前にはそれらを頭に叩き込んでアポに臨むのである。特に、転勤したばかりのタイミングは、挨拶訪問で毎日新しい人と会うと思うので、これをやらないとすぐに顔を忘れてしまう。

恋愛においても、複数の女性と恋愛をしている人は、相手の名前を間違えないように注意をしないといけない。そんなことありえるの?と思うだろうが、「あや」とか「みほ」とか「まい」とか「めぐみ」みたいな名前の子はうじゃうじゃいて、出会いの総数が一定を超えてくると本当に覚えられなくなってくるのだ。

 

以前にも例に挙げたが、あの田中角栄は官僚や有権者の名前から家族構成・仕事・悩みなどを覚えていたという話だし、『人を動かす』では、アメリカ大統領だったフランクリン・ルーズヴェルトや鉄鋼王アンドリュー・カーネギーナポレオン三世ナポレオン・ボナパルトの甥)などが、「人の名前を覚えること」を通じて人心掌握をしていたエピソードが紹介されている。

 

人の名前をちゃんと覚えることは、なかなか時間と手間のかかることかもしれないが、人に好かれるためには、必須の習慣であると肝に命じておくべきだろう。

 

人に好かれる原則③
名前は、当人にとって、最も快い、最も大切な響きを持つ言葉であることを忘れない。

 

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

 
 

 

おしまい