一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

望まない人事異動・転勤は断れるのか

いつでも転職できる準備をしておく前提になるが、もし自分が望まない人事異動・転勤の発令が出た場合、断ることができるのだろうか?

会社の命令なので断れないと勝手に思い込んでいる人が大多数だと思うが、会社との交渉が可能なのではないか? とふと思ったのだ。世間で何気なく常識とされていることでも、意外となんとかなることだってある。

 

結論、ある社労士が監修したサイトによると「辞令」なのか「内示」なのかというのが大事らしい。「内示」の段階では、まだ会社の正式な決定事項ではないということだ。実際、辞令が出る1週間~1ヶ月くらい前に上司から内示を受ける会社が多いのではないか? われわれ労働者は、正当な理由があれば、内示については拒否できることもあるという。正当理由というのは本人の病気や家族の介護や、会社による報復・嫌がらせというような場合が該当するらしい。

だが、私は「決定事項ではない」というところに着目したい。決定事項ではない=交渉可能と考えるべきだ。私の場合「激務の部署に行きたくない」もしくは「田舎は嫌だ」のどちらかが異動拒否理由になると思われる(笑)ので、さすがに退職せざるを得ないとは思っている。

 

しかし、自分にしっかり転職できるスキル・経験があるのなら、数ヶ月以内に退職する前提で「転職先が決まるまで今の業務をさせてください」と会社にお願いするかな。職歴に空白が生じるのはあまり良くないと聞くし。他の社員の手前、そんな社員を残して置くわけにはいかないだろうが、即有休を消化されて休まれるよりは、緩やかに後任に引き継いでいくのは、会社としても悪い話ではないだろう。私のようなアラフォー世代は最近転職市場での価値も上昇中と転職経験者とこの前飲んだ時にも聞いたので、もう少し強気で会社に対峙しても良いかもしれない。最後にしっかりと有休は消化させてもらうが(笑)

 

おしまい