一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ノイズのない世界でナンパする

基本的に若ければ若いほど有利と言われているナンパ。

確かに、一つひとつの局地戦に限れば、確実に若イケが有利だ。おっさんになればなるほど女の反応は渋くなるし、体力が落ちて活動が鈍くなる。アラフォーになると、一回出撃すると翌日は寝たきりである。

 

だが、マイナス面ばかりかと言うと、そんなこともない。

個人的な経験だが、マインド面は、おっさんになるにつれて安定してくる。

失敗して当たり前と開き直れるし、周りが結婚するか恋愛市場から撤退するので、比較する相手が身近なところではほとんどいなくなる。

30過ぎると、ノイズのない世界でナンパできるようになるのだ。これが自分的には大変に心地よく思っている。

 

若い頃は、一人でナンパしている男=敗者という風潮があった。なぜなら、陽キャリア充は銀座で合コン&コンビナンパ・六本木でクラブというのが彼らにとっての定石だったからだ。男のロマンが詰まったストリートナンパは、モテない男がこっそりやるものというイメージが持たれていた。なぜか、後ろめたい気分にさせられたものだ。

 

合コン・コンビ・クラナンももちろんやったし、それなりに楽しかったけど、歳を取ってから本格参入したソロストナンの圧倒的自由さ、たった一人で獲物をゲットした時の達成感は何事にも変えられない。

 

おっさんこそ心穏やかにナンパできるのだ!

老体に鞭を打ち、無理せずに自分のペースで街に出よう。

外見を小綺麗にし、身体を絞り、出撃し続けていればいつか道は開かれるはずだ。

 

おしまい