一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

営業マンに論理はいらない

どーも最近転職系ブロガーになってる一匹狼です。

今日は、先日同じ日に受けた転職面接で、同じような調子で話したのに、2人の面接官から真逆の反応をされたので、それについて書きたい。

 

面接官A「一匹狼さん、本当にお話がお上手で感心します」→二次選考へ

面接官B「すみません、何言ってるかわからないです」→お祈り

 

ご想像のとおり、Aが法人営業(=転職の軸)でBがコンサルだ。

余談だが、私を面接した外資コンサルのいけ好かない前髪男の態度で、さらにコンサルが嫌いになった(怒)

 

さて、面接官Aからいただいたフィードバックを読むと、

・明るくてハキハキしていて第一印象が良い
・素直で裏表のないお人柄が魅力
・自分の考えを自分の言葉で説明できる

といったことが書かれていた。

ちなみに、上記は割と私がよく言われることなので、こんな性格の身長180センチの色白イケオジを想像していただければ、それが私です(笑)。

 

ちなみに、今のところ、某外資コンサル以外は面接5戦全勝中である。

我ながら、よくやっていると思いつつ、明るい・素直・自分の言葉で説明できるといった中学・高校生でもできるような要素で評価されているのが興味深い。

「自分の言葉で説明できる」というのも、それが論理的とか客観的ということは一切関係なく、やたら引っ張ってくる語彙とか比喩表現が上手い(面白い)らしく、それで面接官を唸らせることがけっこうあるのだが、特殊能力といえばそれくらいだ。

結論、営業はもっともらしいことさえ言えれば勤まるということで、その言葉が論理的・客観的である必要はないということなのだ。

 

たしかに、営業のゴールは「売れること」なのでそこに至るプロセスは関係ないし、結局、人間の判断・決断のベースには感情が多分に入りこんでくるので、論理よりよっぽどコミュニケーション力・気遣いといったものが重要になってくる。

多分、当たり前のことを大袈裟に言ったり、明るいテンションで乗り切るのが得意なので、私は実は小泉進次郎系なのかもしれない。

「横須賀の空は青い! だから横須賀は素晴らしいんです!」

的な論理もクソもないことも、なぜか彼が言えば聴衆は拍手する。

おそらく、私はそれにかなり近いんだと思う。

 

これって練習したら誰でもできるようになると思っていたのだが、どうやらそんなこともないらしく、私が論理的にモノを説明することがいつまで経っても上達しないのと同様、元部下(東大卒の秀才)が「一匹狼さんみたいに一生話せないですよ」と言っていたのを聞いて、向き不向きなんだなあと思った。私は彼の頭脳が羨ましかったが。

こんな感じで毎日自分のことを書いていると、頭が整理されて、また転職活動に良い影響を与える。あと1ヶ月くらいで1社くらいから内定取れたらいいな、と思う。

 

おしまい