一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

昭和入社のおじさん達が好きな気概

私の勤務先のJTCでは、昭和入社の部長・次長クラスの人間がまだ少し生き残っている。

浪人なしで昭和63年入社であれば、今年で58歳になるので、まもなく定年であるが、このおじさん達に私はけっこう好かれている。

 

今日、おじさんと話してて感じたのが、この人たちは「男の気概」みたいなものをかなり重視しているな、と。漢気が好きなのだ。

ここのところ、カスハラをしてくる狂ったクライアントが1社あり、そいつらと裏でボコボコやり合っているのが会社にバレて(コールセンターに久々に電話された笑)、社内で問題になっている。まあ、私もかなり言い過ぎているし、録音されていたらアウトな状況である。

私は言い訳せずに「確かに奴らとはトラブっています。ただ、これで会社に損害を与えたら私責任取りますから、好きにやらせてください」と言った。

こういう気概・熱量がおっさん達は好きだ。

 

これを、中途半端に「先方の〜のせいで、私は悪くない」とか「ここまで話を大きくするつもりはなかったのですが〜」的な話をすると一気に嫌われる。

一方で「責任を取る」「腹を括る」「自分でなんとかする」みたいな言葉を言うと、おっなんかコイツマジだなと認定してくれ、応援団になってくれる。

というか、最終的な責任を取るのが彼らの仕事なので、責任を取りきれないと判断した場合は止めてくるし、責任が取れると判断した場合は背中を押してくれるので、我々は彼らに「責任は(本当は取れないけど)取るので〜したい」と伝えるだけが仕事なのだ。

 

今やり合ってる案件も、最悪のシナリオになっても私自身は出世に響く(遅かれ早かれ辞めるので何の問題もなし)だけで済むだろうが、上司は下手したら飛ばされるだろうからなぁ。

そう考えると、管理職って大変な仕事だな〜と思うのだ。私の今の勤務先は管理職に上がってもほとんど昇給しないので、転職先は管理職になったらしっかり年収が上がる会社を選びたいと思うね。

 

おしまい