一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

持つべきものは社外の友

前職を退職してから、以前の同僚とは誰とも一切連絡を取っていない。こちらも取る必要がないと考えているし、向こうも取りたいと思っていないだろう。本当に15年も働く価値のない、クソ企業であった。

転職本などを見ると、退職してからも連絡取り合える円満な退職をせよとか甘いことが書かれているが、男女関係同様、別れる時は徹底的にバトルするべきだと思っている。

私自信、仕事を半ば放り投げたうえ、上司・先輩たちに暴言を吐きまくって辞めたのはとても気持ちよかった。サラリーマンが上司や人事部にタメ口でキレられるのは退職する時くらいなので、諸氏も会社を辞めるときくらいは遠慮せず思う存分やることを勧めたい。

 

さて、今日の本題は、持つべきものは社外の友ということだ。

私は、かなり早い段階から社外(クライアント・同業他社)の付き合いを重視してきた。

これは、イチJTC内の出世という観点ではあまり好ましくない側面がある。

例えば、夜クライアントと会食が組まれている日の夕方に、上司から緊急案件を振られた場合、クライアントを優先するか上司を優先するかという選択を迫られた場合、私は迷わず前者を選ぶ人間だった。

 

当時は、そうした判断をすることで社内で損をすることも少なくなかったが、社外の付き合いを重視することで、今回の転職のアドバイスを親身にしてくれる人と出会えたりもした。

その人とは前職の担当地区で知り合った同業他社の社員だったのだが、いつもカフェで情報交換をしたりバカ話をしたりして仲良くしてもらっていた。

長い目で見れば、社外で広く人脈を構築し、彼らの信頼残高を増やしていくことが、必ず身を結ぶ日が来ると断言したい。

 

今日はたまたま転職でお世話になったその人から、私のツテのある某社の社員を紹介してほしい(転職を検討しているので話が聞きたいと)と言われたので、喜んでつないであげることにした。

社内では上下関係やしがらみ、利害関係が複雑だから、こうやって持ちつ持たれつの気持ち良い関係を構築するのが難しい。

やはり、持つべきものは社外の友だ。現職でも社内の付き合いはしばらくはウエットにやりつつ、徐々に外の世界に飛び出して行こうと思う。

 

おしまい