一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

会社の同僚という最強のおじゃま虫

今日は使えない上司が「たまには早帰りを取得しろ」というので、15時に仕事を上がることにした(部下の早帰り取得率が評価に直結するらしい)。

とはいえ、取引先からの電話には出ないわけにはいかないので、営業マンの鑑である私はしっかり業務用携帯を持ち歩いて、夕方本屋巡りをしてたわけです。

すると、19時前にその上司からしつこく電話が来た。鬱陶しいので無視していると、今度はキレ気味のLINEがきて、仕方なく対応してやることにした。

それが、超×1000どうでもいいことで、明日の朝聞けよタ匕ねという話だったんですよ。

「あんたが早帰りしろっていうから帰ったんだから、せめてあんたは電話するべきじゃないだろ」と喉元まで出かかったが、知恵遅れの相手をするのも疲れるので許してやることにした。バカな猿に何を言っても無駄である。

 

こいつ、典型的なおじゃま虫で、自分はマンガしか読まないくせに、部下や後輩が勉強して現状を打破していこうとすることを猛烈に嫌がるんですよね。

昨年、私が宅建士に合格したことを事後報告した時の顔と言ったら怖かった。

決して、今度はFP1級の勉強してるなんて言えない・・

日系大企業は、まさに「バケツのカニ」の世界なので、私は足を引っ張られないように、こっそりと逃げ出す準備を進めていく。

 

どんなに仲の良い先輩・後輩、以前世話になった上司でも、社外目線で努力をしていること、ましてや転職を視野に入れていることなど、口が滑っても言うべきではない。言った瞬間、いろいろな角度から圧力をかけてくるだろうし、もし今の会社に結果として残るとなったときに「裏切り者」のレッテルを貼られると昇進・昇給に不利に働くことは明らかだ。

普段はできのあまり良くないノーマルな同僚・後輩を演じて、ステップアップできる次の仕事が決まった時に初めて打ち明けよう。

仲良くしてくれているメンバーには心苦しいが、それまでは誠心誠意付き合い、最初で最後の不義理となった時は許してもらおうと思っている。

何はともあれ、社外に目を向けて中長期的な目標を持つことは、精神衛生を保つ意味ではかなりよいことだと感じている。

 

おしまい