一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

大人の情報収集3手段について

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社会人・営業マンとして、毎日の情報収集を止めたらおしまいだと思っている。

情報をアップデートしておかないと、貴重な商談の機会を逃したり、同僚との雑談についていけなくなったり、論理的思考をするベースとなる知識を蓄えられなかったりといろいろな弊害が出てくる。

では、どのように情報を収集するのが一番生産性が高く、効率的と言えるだろうか。

 

ネットが発達した今日、情報が世に溢れかえっているが、ライフネット生命の創業者で現立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんは、よく教養を身につけるための手段は、「人・本・旅」だと言っている。

たくさんの人に会い、たくさん本を読み、いろいろなところへ出かけていって経験を積むことで人は賢くなるということだ。

本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法 (角川oneテーマ21)

よくよく考えると、我々が新たに情報を得る手段は、広い意味で考えるとこの3つのどれかに集約されると思う。

すなわち、人は文字通り「自分以外の人間」であり、

本は、「活字」という幅広い文脈で考えれば、書籍に限らず、新聞・雑誌・ネット記事なども含むことになるし、

旅は、バケーション的な意味の旅行に限らず、「新たな場所を訪れる経験」と捉え直す。

そうすると、大体の新たな情報というのは、(厳密にいうとテレビ・ラジオなどが入ってこないので完全なMECEになり切らないのだが)これら3種類のどれかに該当してくるだろう。

 

さて、この3つの中で、低コストで時間の制約がなく、場所も選ばない活字からの学びというものを、やはり私はこれからも大事にしたい。

活字を通じて知識を増やすコツのひとつは、感じた疑問は絶対にほったらかしにせず、その場で腹に落ちるまで調べることである。

私はこれを半年〜1年くらい愚直に繰り返したことで、サッパリわからなかった日経新聞の内容がほとんど理解できるようになった。

 

ただ、活字だけでなく、人や新しい経験ももちろん大事にしたいと思っており、転職したばかりの今は他部署の知らない人と飲みに行くことで貴重な情報が聞けるし、既存さんとはセック○するだけでなく、知らない街を歩いたり知らない店に入ったりするだけでも見聞や価値観が一気に広がる。

 

あまり時間もお金の余裕もない私みたいな中流サラリーマンは、活字をメインに据え、人と経験で補完するというスタイルで情報収集を進めてみてはどうだろう。

 

おしまい