最近、数年ぶりにレバレッジメモをアップデートしている。
「レバレッジメモ」とは何かというと、以前書評にも書いた本田直之さんの『レバレッジ・リーディング』という本で提唱されている、自分だけのオリジナルの読書ノートである。
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作り方は簡単で、本を読んで自分が必要・大事だと思ったパソコンに入力・蓄積していき、プリントアウトしたものをいつも身につけて、スキマ時間で読み返すというもの。
あくまでこれは発売当時の2006年時点の手法なので、スマホが発達した現在においてはプリントアウトすらする必要なく、スマホのメモ帳アプリにひたすら情報をぶち込んでいき、眺めればOKだと思う。
ここ1〜2年、情報収集の手段として新聞にかける時間が圧倒的に長かったのだが、ようやく早く読めるようになってきたので、フロー情報の媒体である新聞から、ストック情報の媒体である本にかけられる時間のウエイトが大きくなってきた。
文字通り、本の情報はストックして自分の知識として定着させることに意味があるので、ここ数年間でKindle本を読んでハイライトした部分をレバレッジメモに反映させる作業をスキマ時間で実施している。
『レバレッジ・リーディング』にも記載があるが、本の中で重要な箇所はせいぜい2割で、その中でさらに自分の中でも大切な部分というのは絞られていくので、それを蓄積していくレバレッジメモは究極の読書ノートと言っていいだろう。
面白いもので、何年経っても、切り取った部分を見ると読んだ当時の新鮮な気持ちが蘇ってくるので、記録して見返すことの重要さということを改めて痛感している次第だ。
今後は、Kindle本を読んでハイライトを付けたり、紙の本を読んで付箋を付けたりするのと同時に、レバレッジメモに反映していくことを再度習慣化していきたい。
おしまい