今日から1週間ほど夏休みを取ることにした。
社会人として多くの人の悩みの種になるのが、休暇中にどれくらい仕事を気にするか、逆に言えば全く仕事から離れるかそうではないかの判断をしないといけない。
この点、大半の同僚を見ていると、周囲のメンバーに休みに入る前にガッツリ引継ぎを行いメリハリをつける(=一切ないしほとんど仕事をやらない)タイプの人が意外にも多い。
私の場合、さすがに不要な定例ミーティング等は出ないようにしているが、私がメイン担当の業務や私しかわからない仕事は休日返上で対応している。
私にとっては、これが一番ストレスにならないし、むしろやるべき仕事を取られる恐怖感とか、同僚にお願いして嫌な顔をされる方が精神的にキツいのである。
一番ストレスが溜まるのが、引き継いだはずの仕事を「ちゃんと引き継いでない」とか「聞いていたとおりやってもできない」みたいなことを言ってくる輩がいることで、そういう人間と話すくらいなら自分でやった方がよっぽど気楽なのだ。
休みとはいえ、一日中パソコンに触れない環境などなかなかないので、断続的に仕事をし、休み明けにスムーズに着地できるように心がける。
こうした私の仕事観のベースに大きな影響を与えているのが、何度か本ブログにも登場している『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾シリーズなのだが、その中の『汗をかかずにトップを奪え!』である。
私が好きなフレーズが、
仕事なんてものは人生のヒマつぶしだ。少なくとも、それくらい軽く考えておいたほうがいい。しかし、軽いからこそ常に頭の中心に仕事を入れておくのだ。頭の片隅にあるのではない。あくまでも中心に仕事があるのだ。
というもの。
ワークライフバランスに寄りまくっている現代において、こうした逆張りの発想は大切だと思う。
普通に考えれば当たり前だが、仕事をしている時間が長いほど、その質は上がって成果が出る(残念ながらスピードや生産性が仕事の仕方でそこまで劇的に改善するとは思えない)。
だから、周りが休んでいる間に、少しでも仕事をする。
ちなみに、ちゃんと遊ぶ時は遊んでいる。いつでも仕事モードに入れるよう準備しているというだけである。
今年もある場所に数日間旅行に行くのだが、けっこう特徴的な場所なので、同僚などに特定されるリスクを考慮し、場所は非公開としたい。
おしまい