非モテが合コンに行った話①②の続き。
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先日の合コンで知り合った保育士のSちゃんとはいい感じでメールのやり取りができていた。
Sちゃんに対して、僕は相当好感はもっていた。
しかしながら、前に書いたように外見が僕のタイプと正反対をいっていたので、
あまり深刻にならずライトな感じでメッセージのやり取りができていた。
正直、返信も割と後回しにしていた記憶がある。
Sちゃんは俺のこと好きなんだろうな、俺はそこまでタイプじゃないけど。
これがこの当時の僕の感情である。
デートの日付は、Sちゃんが忙しく、なかなか決まらなかった。
12月前半は予定が埋まってお、12月後半がいいということだったので、ちょうど空いていた12/24はどうかと聞いてみた。
社内外の忘年会が重なったのと年末の仕事の追込みで、12月後半はなかなか忙しかったのである。
12/24
クリスマスイブである。
今思えば相当大胆な誘いだったが、「空いているのでいいよ~☆」とのことだった。
僕に対してある程度の好意をもっていたのは間違いないだろう。
こうして、数年ぶりに僕はクリスマスイブに女の子とデートすることが決まった。
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<回顧してみる>
「メールでのやり取り」と書いた。
今も昔も、合コンの最後には連絡先交換タイムがある。
ただ、この頃はスマホの所持率は半分以下だったと思うし、LINEなんてものはなかった。
メアドもしくは電話番号を交換し、その後の連絡を図った。
たまに教えてくれない子なんかもいて、特に電話番号の交換は渋る子が多かった。
LINEはだいぶ心理的なハードルが低いようで、合コンに行ってLINEの交換を断られた記憶はない。
これはナンパも同じで、声をかけてきた知らないナンパ師に電話番号を教えるより、LINEを交換するハードルは格段に低いみたいだ。
LINEが普及するにつれ、連絡先交換数が増加したことは僕の女遊び歴史の中で間違いなく言えることだ。
LINEはナンパ界に多大なる貢献をしたと思う。
さて、このSちゃんをデートに誘う段階では、書いたとおりそこまでSちゃんにゾッコンというわけではなかったので、重たくない感じで余裕をもってやり取りが進んだ。
女性にモテるという視点では、この「余裕」がとても大事なのである。
また、Sちゃんが僕に気があると痛い勘違いもしていたので、ある種の自信をもって接することができていた。
図らずも、このSちゃんがタイプではない女の子であったがために、男に必要な「余裕」と「自信」を見せることができていたのだ、当初は。