一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

非モテ告白の結果

「あれからいろいろ考えたんだけど、一匹狼くんとは友達でいた方がいいと思うんだ。

優しい一匹狼くんに素敵な彼女ができることを祈ってるね!」

 


こうして僕はSちゃんに振られた。

 

クリスマスイブに告白した時点の彼女の反応では、付き合える可能性は正直確率は半々か、

もう少し高いように思っていた。

実際、Sちゃんはとても嬉しそうに見えた。

 


実はあのあと、Sちゃんからもう一回デートの打診があった。

 

 

 

ハイキングがしたい

 

とのことだった。

僕はまたしても二つ返事で大賛成し、行き先を探した。

 

 

こうして、1月後半のある晴れた日に、僕はSちゃんと二人でハイキングに行くこととなった。

 

以下、デートの概要を述べる。

一匹狼車で西東京(一匹狼宅から車で1時間半)のSちゃん宅近くまでお迎え。

高速代含めデート代は全てこちら持ち。

ハイキング中は手も握らず、先日告白したことにも一切触れなかった。

昔の彼氏の話を聞いた時、落胆した態度を示してしまった。

売店で買ったバドミントンをやった。僕は全くできなかった。

ラリーがほとんど続かない。僕はバドミントンのラケットも握ったことがなかったからだ。

残念そうな顔をされた。

デートの後半は話が全く盛り上がらなかった。

そしてSちゃん宅近くのコンビニで彼女を下ろして別れた。

 

こんな感じで一日過ごし、数日後に上記お友達でいましょうメールが来たのだった。

 

 

Sちゃんに振られたことは、正直悲しいというより、とても悔しかった。

この敗北は、自分の経験不足から来たものであったことは明らかだったからだ。

出会ってから振られるまでの一連の僕の言動と彼女の反応を振り返ると、

いくつか彼女にキモチワルイと思わせてしまったポイントがあったように思えた。

それは、なんとなく分かった。

しかし、どのポイントか確証が持てなかった。同じ過ちを繰り返さないよう、理論的な後ろ盾が欲しかった。

このイベントの後、本格的に僕はモテる男になるにはどうすればいいかということを本気で考え始めるようになった。

 

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<回顧してみる>

つまらない話を続けてしまったので、Sちゃんとの話はこれで終わりにする。

このデートは、Sちゃんにとって、僕が彼氏にふさわしいかの見極めデートだっただろう。

だが、この日も僕はAFC全開でデートに臨んでしまった。

結果、完全に友達フォルダに入れられてしまった。

 

※友達フォルダとは、一般的に、

 「女性は男性と出会った瞬間、将来セック〇するか、だたの友達かを仕分ける。

 一度そのフォルダに入れられてしまったら、敗者復活は難しい。」

 と言われている。

 一匹狼的には、出会った瞬間ではなく、歩い程度の時間的幅はあると考えている。

 

この日の反省は、まずハイキングという自分の専門外のことに乗ってしまったことだ。

基本的に自分のホーム(分野・地域ともに)で戦わないといけない。

新宿や渋谷で飲んで短時間でクロージングが好ましかった。

また、抱いてもいない女性に時間や労力やお金を必要以上に使う必要はない。

毎回ヘイコラと送り迎えしてデート代を全額出す男性に魅力を感じるだろうか?

過去の恋愛話を聞いて落ち込むのも、非モテ感丸出しだ。

バドミントンもできないなら断ればよかった。

良いところを見せられることだけやればいいのである。

 

いずれにしてもこの一連の失敗を経験し、僕はモテを徹底的に研究し、モテに向かう覚悟を決めた。

僕をやる気にさせてくれたSちゃんには、今も感謝している。