一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ナンパを始めたあの日

ナンパを始めた日を懐かしく振り返る。

 

「モテる技術」「もう合コンに行くな」という2つの書籍を読み、僕はナンパで新たな出会いを求めることにした。

 

 

一人では不安だった僕は、友人をかたっぱしから誘うが悉く断られる。

そんな中、二つ返事でついてきてくれた友人が会社の同期のKという男である。

 

alonewolf-memorandum.hatenablog.com

 

Kもナンパが始めただったゆえ、いろいろとネットで調べることにした。

会社の研修所を出て近くのカフェに入り、まずいコーヒーをすすりながら情報収集をした。

日も暮れて、冷え込み始めていた。

 

「ナンパ 初心者」

 

というキーワードで検索し、いろいろな情報を集めた。

 

 

やはり、クラブは少しハードルが高いようだ。

時間的にも盛り上がる時間は深夜とのことだ。

そして初心者の僕らにストリートでのナンパなどもっての外であった。

 

 

結論。

 

ここに行くことにした。

 

www.300bar.com

 

いまでこそ、立ち飲みバーでのナンパは超メジャーとなっているが、当時はまだ走りの時代だった。

「女子もナンパされていない子が多く、反応がよい」

というようなことがネット上でも書いてあり、ナンパ初心者の僕らでも戦えると思ったのだ。

 

僕らは、銀座5丁目店に行くことにした。

今は銀座に3店舗あるようだが、当時はこの店舗だけだっただろうか?

いずれにせよ、僕らは地下鉄に揺られ銀座へ向かった。

時間は18時台だったか。

たくさんの一般職と思われるOLやくたびれたおじさん達が一律つまらなそうな顔をして帰路についていた。

 

 

「こんな時間に帰れるなんてこの人たちはいったいどんな仕事をしているんだろうか?」

 

と心の底から思ったのを覚えている。

それだけ、死ぬか生きるかの瀬戸際まで仕事をさせられる時代だった。

 

現在は働き方改革の下、僕は一分でも早い帰宅を目指している。

そうしてブログを書いている。

時代は変わるものである。

 

 

銀座駅に到着した。

 

銀座駅A5出口から店へ向かう。

この時間から飲みにいけることを幸せに思った。f:id:alonewolf_memorandum:20180524203441j:plain

 

 

このあたりは、東銀座寄りで落ち着いた雰囲気なので好きだ。

銀座駅はA~Cの3地区にそれぞれ10か所くらいの出口がある。

Aが東銀座寄り、Cが日比谷寄りで、Bが銀座のど真ん中という感じだ。

 

 

「300」というポップな看板が見えてきた。

僕は大海原に飛び出そうとしていた。

長いこと抑圧されていた自分を解放したかった。

その一歩を踏み出す瞬間が来た。

 

 

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<回顧してみる>

この日は、記念すべきナンパデビューの日であった。

今や、立ち飲みバーでのナンパは非常にメジャーとなったが、当時はナンパの選択肢の一つではあったものの、今ほどの立ち位置ではなかった。

当時は六本木のクラブの勢いが非常にあった時代であり、若い行けてる勤め人は皆そちらでナンパに勤しんでいた気がする。

ナンパスポットとしてコリドー街がマツコ会議などメディアで取り上げられ続け、ここ数年どんどんナンパスポットとしての知名度を上げている。

自論だが、ナンパスポットしてメジャーになると、冴えない男が大量に流入し、結果かわいい子が離れていくという方程式が見られると思う。

もはや、コリドー街には魅力を感じなくなってしまったので、長いこと行っていない。

落ち着いた30代の男には少々騒がしすぎる街でもあるし。

コリドー街の懐かしい思い出についてはいつか語れればと思う。