一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ブックオフで古本処分/学校の勉強と大人の勉強の違い

昨日から自室の整理のために実家に帰省している。テレワーク期間が終わったら、こんなにのんびりとした時間も取れないだろうから、今のうちにできることをすべてやることにしている。

ホコリまみれの部屋を掃除するとともに、ブックオフに売る本を整理。いつかまた読むかなーと思っていた学生時代の教科書や版落ちのビジネス書などを片っ端から段ボールに詰め込むと、計50冊くらいになった。結果、1350円。値段が付かない商品も5つほどあり。まぁ、部屋のスペースが空いたうえにお金までもらえるんだからいいんだけど、50冊のうち37冊は10円しか値段が付かなかった。

一方、ブックオフに持っていかなかった本もある。実は、版落ち以外のすべて本について、アマゾンでの販売価格を調べたのだが、いくつかの本がプレミアがついているようで、アマゾンで1万円近い値が付いていることがわかった。これらの本はアマゾンのFBAという物販サービスかメルカリを通じて売ってみようと思っている。双方とも登録は済んでいないが、今住んでいる自宅にある分と合わせて、まとまったロットの不要な本が準備できた時点で着手してみたい。不動産第一号の購入に向けて動かないといけないし、忙しい日々が続きそうだ。

 

さて、実家の部屋で、大学受験時代のテキストを見て懐かしい気持ちに浸りながら考えたことは、「大人の勉強は簡単だ」ということである。

学校の勉強の成果は、定期テストないし大学受験(高校受験・中学受験)で測られる。これは出題される問題がわからないし、内容や解法を記憶して臨まないといけない。読んで理解することと、記憶して頭から取り出せるようにすることの間には大きな難易度の壁があるというのは、ある程度勉強をしたことがある人にはよくわかることだろう。

一方、大人の勉強は、やりたいことの目的にもよるが、どれもやりながら調べることができる。やっていく中でわからないことが出てきたら、以前読んだ本やネットを見ながら進めらることができるのだ。

僕は直近では株・FX・不動産などの勉強をしているが、どれもある程度初歩的な知識が備わったら早速始めてみることにした。失敗しないポイントとして意識しているのは、小さく始めることである。株は1万円単位・FXは1000通貨(米ドルで10万円くらい)での小さい取引を行っており、不動産も100〜150万円くらいの小口のものを検討している。

実際始めてみることでわかることもたくさんあり、たとえばFXで言えばチャートの見方であったり、アプリ上に表示される専門用語の意味であったり、今後利益に課される税金であったり、実際に手を動かしてみることで初めて出てくる疑問がたくさんある。不動産についても、物件調査の方法であったり、契約までの流れであったり、実際の物件情報をネットで閲覧することで具体的なイメージがわいてくる。現実に自分のお金を投入するということになると、単に本を読んでいる時と本気度も桁違いだ。そういう意味では、身銭を切ることも大事なのだろう。

他にもスポーツであったり、ダイエット・筋トレであったり、料理であったり、音楽であったり、ナンパでも何でもいいが、とにかく何でもやってみることが一番の上達への道である。

また、今まで知らなかったり、一度学んだが忘れていた経済や歴史、政治の話など、学ぶことそれ自体が勉強ということもある。これも、テストを受けるわけではないので、読んでおしまいだからこれまた楽しい(読むだけでなく自分頭の中に残せたらなお良いが)。

なお、資格試験やTOEICなどは、従来のテスト勉強・受験勉強と同様、制限時間内に問題を解かないといけない。だから、やっていてあまり楽しくないし、ストレスがかかり続けるのがキツい。そもそも「資格」の価値というものもどんどん落ちているので、自分が目指している職業に必須ということでもなければ、必死こいて資格勉強をするような必要はないように思う。

やり始めると見えてくるものがあるので、悩んでいる暇があったら、とりあえず始めてしまおう。そんなお話でした。

 

 

おしまい