一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ホリエモンの新刊/確定拠出年金やってますか

今日も安定の楽々テレワーク。

この楽園生活もあと少しかぁ。。

 

さて、Twitterホリエモンの新刊告知があった。

 

 

ホリエモンの新刊は個人的には最近イマイチなものが続いていたが、本書は期待できそうだ。

ちなみに、本書は5/30発売、東京都知事選は6/18告示・7/5投開票というスケジュール。

このタイミングでこんな本を出すのはもしや・・と期待してしまうは僕だけではなかろう。

 

確定拠出年金の話

さて、今日はマネーのお話。

突然ですが、皆さんは確定拠出年金はやっていますか?

確定拠出年金(DC)は、3つの節税効果によって「ほぼ確実に儲かる」と言える数少ない投資対象の一つである。

 

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(引用:https://www.smtb.jp/business/pension/knowledge/basic/dc/about-dc.html

 

年金制度はよく建物に例えられるが、1階部分が国民全員加入の「国民年金」、2階部分が職業に応じた上乗せ給付を行う「厚生年金」になっている。この1・2階部分までが「公的年金」であり、国が社会保障の一環として運営している。確定拠出年金はこのさらに上の任意加入の3階部分として加入することができる。 

3階部分の企業年金のうち、従来は確定給付年金(DB)といって、定年退職時の給付金額を社員に約束していた。一方、確定拠出年金(DC)は、運用は自身の責任で行い、運用成績によって、もらえる年金の額が変わる。これからは、老後のために自分で何に投資するか考えないといけないのだ。もはや、資産運用から逃げられない時代なのである。

 

結論、マックスやりましょう

2017年1月から基本的にすべての人がこの確定拠出年金に加入できるようになった。

ざっくり言うと、60歳以降に下ろせる積立て型の年金と考えればいい。

確定拠出年金の制度は複雑なので、興味のある人は仕組みを勉強してほしい(何事も自分で学ぶことが大切)が、どうお得かざっくりというと、以下3点、税金面での優遇を受けられるからである。

 

<拠出時の税制優遇>

・給料から天引きされた分が「所得控除」になるため、所得税・住民税が安くなる。

 

<運用中の税制優遇>

・運用で儲かった分の税金は、運用期間中は非課税となる。

 

<受取時の税制優遇>

公的年金等控除や退職所得控除といった税制上のメリットがある。

 

たとえば、会社員が、自分で個人型の確定拠出年金に申し込んだ場合の例を考えてみよう。上限の毎月2万3000円(年間27万6000円)まで年金の掛け金をした場合、所得税をざっくり20%と計算すると、年間で約5万円くらいの節税効果がある。

また、株や投資信託の運用益にも通常20%程度の税金がかかってくるが、これも不要だ。

さらに、受取時も年金方式で受け取る場合は公的年金等控除、一時金方式で受け取る場合は退職所得控除が適用され、一定額まで税金がかからない。

これら3点から、「ほぼ確実に儲かる」と言える投資対象になっているのだ。

人によって加入上限額が異なるが、上限額まで活用するといいだろう。会社で強制的に加入させられる企業型の人も、金額が選べるなら上限まで使うといい。

 

確定拠出年金の裏話

最後に裏話を。上述のとおり、確定拠出年金では自分で投資商品を選ぶことになるが、外国株式のインデックスファンドについては、一般向けのインデックスファンドよりも有利な商品がラインナップされている場合が多いようだ。一物二価状態なので、あまり公にならないようだが・・。お勤めの会社に企業型DCがある場合などは、まず、外国株式のインデックスファンドがないかどうか、そしてその信託報酬はいくらであるかから検討するとよいだろう。

 

各種金融機関のHPで確定拠出年金について、詳しく紹介されているので、興味がある人は調べてみてほしい。ほぼ勝てる資産運用ということで、確定拠出年金は投資の初心者にもオススメだ。

また、資産運用全般について、以下の本もオススメ。お金の守り方・増やし方・使い方について、「債券とは何か」「複利とは何か」など基本的な内容から丁寧に解説してくれるので、これから資産運用を始めたいという人の最初の一冊にはもってこいである。

 

 

 

おしまい