一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

古典的名著の原題について

こんばんは。

今日は予定どおり17時に帰宅し、1時間半昼寝したので、バッチリ体力回復です。

寝ないとブログの創作意欲もわかないので、睡眠は大事にしたいと思います。

 

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1.時事ネタピックアップ

 

三井住友海上がFA制度導入 社員が配属先指定、適材適所に人材を配置

https://bit.ly/3aEsEAP

 

これはいいな。実際は能力・スキル以外の人間関係(所属長や部門のキーマンと知り合いかどうか)が多いに関わってきそうだ。本当の意味の適材適所とは、労働者の職務適性だけでなく、組織が上手く回ることでもあるから、そういった意味では大切なことだと思う。あとは、応募することで、現在の部署から不当に扱われないことが担保されることがポイントかな。

 

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2.本日の一匹狼語り

 

【古典的名著の原題について】

自己啓発書は胡散臭い」とよく言われる。

僕からすれば、自己啓発書くらい教養の一環だと思って読んでおけと思う。

そのくらい真面目に繰り返し読み、実行に移せば、人生が変わる力を持っている。

 

一方、「胡散臭い」と言われる一因は、そのタイトルにあるのではないかと思っている。

外国から海を渡ってきた大ベストセラーと言われている自己啓発書のタイトルを挙げてみると、『人を動かす』『道は開ける』『7つの習慣』『思考は現実化する』などがある。

この中では『7つの習慣』以外の3つはなんとなく宗教チックなアヤシイ響きを感じるのではないかと思う。

7つの習慣』についても、今でこそ「人格主義の回復」という副題になっているが、初版は「成功には原則があった!」という副題が付けられていた。これもまたアヤシかった。

 

実は、これらの自己啓発書は原題の方がしっくりくるものが多いのだ。

以下で紹介してみよう。

 

『人を動かす』D・カーネギー

原題は『How to Win Friends and Influence People』

直訳すると、「友を得て人々に影響を与える方法」である。

「人を動かす」というと、恣意的に人をコントロールするニュアンスを感じるが、実際はまったくそんな内容ではなく、良好な人間関係を構築するためのマニュアルになっている。

 

『道は開ける』D・カーネギー

原題は『How to Stop Worrying and Start Living』。

直訳すると「悩むのをやめて生活を始める方法」。

これもタイトルが『道は開ける』だと、ちょっと気持ち悪くて手に取らない人もいるのではないかと思うと残念である。

悩みの解決法がなんでも書いてある名著なんだけどね。

 

7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー

原題は『The Seven Habits of Highly Effective People』。

訳すと「有能な人々の7つの習慣」。

これはこのままでよいだろう。

 

『思考は現実化する』ナポレオン・ヒル

原題は『The Think and Grow Rich』。

直訳すると「頭を使って豊かになる」。

これも『思考は現実化する』などというアヤシイ邦訳にしてしまったうえ、至るところに記載されているナポレオン・ヒル財団情報商材ナポレオン・ヒル・プログラム)の広告も相まって胡散臭さが増大している。書いてあること自体はいい内容なので、偏見を持たずに読んでもらいたい。ただ思考するだけでなく、相応の努力も求められる真っ当な本である。

 

そして、あまり知られていないが、アチーブメント出版からも『新・完訳 成功哲学』という邦題で『The Think and Grow Rich』の日本語訳版が出ている。

こちらの方が文体が堅めだが、「原著に忠実」というレビューも多いので、時間があれば読み比べてみてほしい。

 

以上のように、邦題が原題からずれてしまっている本が少なくない。

日本で販売を始めるときに、マーケティング的な事情でキャッチーなタイトルが付けられたのだろうが、ベストセラーとなって日本に渡ってきただけあり、内容は非常にしっかりしているものばかりだ。

たかが自己啓発書とバカにせず、ぜひ一度は読んでほしい。

 

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3.一匹狼の好きな言葉 

 

【お金持ちになるためには信用が大事】

お金持ちになるためには信用が重要です。

信用を築くことは、それほど難しいことではありません。嘘をつかない。約束を守る。人の悪口を言わない。「ありがとう」を言う。義理人情を大切にし、受けた恩は忘れず、常に感謝する。そして、それを続けることです。 

──ポール『手取り17万円の勤め人が「僕ちゃん天才」と言い始めたら年2400万円稼げた超成功法則』より

 

 

 

おしまい