一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

会社に残るという選択

こんばんは。

今日は4時に起きて朝活していました。

もはや仕事は熟練して、眠くても支障ないレベルになっているので、一番頭の働く朝の時間を自分のためだけに使っています。

 

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1.時事ネタピックアップ

 

賞与の差、課長級で2倍 三井住友海上でジョブ型導入

https://s.nikkei.com/3k56hrl

 

もともとボーナスは、各人の成果に応じて金額が異なって然るべきなのだが、日系の大企業のボーナスは本当に差がつかない。僕の勤め先でも同期のトップと最下位の差がおそらく10万とか20万とかそういうレベルに収まっている(笑)。

ボーナスで差をつけるより、まず降格人事を導入して給料を削らないと、仕事をしないおじさん達に本当の意味での危機感を植え付けられないのではないかと思う。

 

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2.本日の一匹狼語り 

 

【会社に残るという選択】

今日は少し前のプレジデントオンラインの記事から。

リクルートの63歳の最年長社員、隈本さんの記事だ。

 

president.jp

 

隈本さんは、1980年入社の63歳。

30代までに「卒業」することを前提としている社員が多いリクルート社にとっては異色中の異色の存在に違いない。

正直、自信過剰だったり、他人を見下したような社員が多い(イメージがある)リクルート社において、残り続ける選択は簡単ではなかっただろうと思う。

 

記事から、彼が卒業を選ばずに会社に残り続けた理由をまとめると、

・昔の部下が上司になるなど、「居心地の悪さ」だけで辞めても意味がない、と人間関係を割り切った

・野心家の同僚に比べて、キャリアへのこだわりが希薄だった

・年齢を重ねても、プレーヤーで居続ける選択肢があった

というようなことが書いてある。

上2つは自身のマインド、一番下は会社の制度の問題だが、共通して導かれる特徴は「謙虚さ」ではないか。

 

かつて部下に横柄な態度を取っていたのであれば、昔の部下が上司になった瞬間に会社に居続けるのは難しかっただろうし、「自分はこんなところで終わる人間じゃない」という多くの場合勘違いに終わる自己過信的なキャリアへのこだわりもなく、部下を束ねるマネジャーとしてではなく生涯現場で会社に貢献したいという気持ちなど、謙虚さがあったからこそ、今でも職場にいられるのではないだろうか。

あなたが謙虚、(隈本さんがそうとは決して言わないが)悪く言えば意識低い系なのであれば、無理して転職したり独立したりする必要はないだろう。

まさしく、「足るを知る者は富む」である。

 

そもそも、新卒で入社した会社から転職して待遇が向上するケースは一握りなので、勤め先の業績が傾いたりしていない限りは、退職するかどうかはよくよく考えたほうがよい。

少なくとも2020年現在では、同じ会社に長くいるというだけで得られるメリット(退職金の額などの定量的なものから、働かなくても怒られないという定性的なものまで)もあるので、SNSなどで転職・フリーランスがとにかく良しとされるこの時代だが、流行だけに流されないのは大事である。

まあ、この先何があるかわからないので、いつでも転職したり独立する準備は求められるのだろうということは付け加えておく。

学びの多い記事であった。

 

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3.一匹狼の好きな言葉 

 

【大きな失敗を避けよう】

仕事でもスポーツでも、人間が何かを成し遂げようとするとき、成功の鍵は忍耐力、努力の継続、そしてミスを最小限にとどめること。車の運転では大事故を起こさないこと、テニスで重要なことはボールを的確に打ち返すこと。投資においてはインデックスで投資をすること。多くの人がこうむっている多額の経費やミスを避けるためだ。

──バートン・マルキール/チャールズ・エリス『投資の大原則』より

 

 

 

おしまい