一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ナニワ金融道が面白い

こんばんは。

今日はクリスマスですね。

しかも花金というナンパするには最高のシチュエーションですが、今年は家で酒も飲まずに大人しく読書をして過ごしました。

取引先の女の子から、「寂しいクリスマスです」とLINEが来ましたが、華麗にスルーしました。

昔だったら、余裕で誘ってただろうな(笑)

年末年始もがっつり読書と宅建の勉強を進めていきたいと思います。 

 

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1.時事ネタピックアップ

 

野村証、営業専門職のFA廃止へ 導入20年で体制刷新=関係筋

https://bit.ly/2WR6DbD

 

コロナ禍で対面営業の価値が下がってきたので、やむを得ない判断だろう。それにしても、金融業界で成果報酬型の営業職って本当にすごいと思う。ネット銀行やネット証券に明らかに劣後する商品を、自身の営業力でカバーして販売できるのだから。ただ、その能力があればもっと楽に稼げる道があると思うのは僕だけだろうか。

 

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2.本日の一匹狼語り 

 

ナニワ金融道が面白い】

最近マンガにけっこうな時間を投下している一匹狼です。

あのホリエモン、そしてSNSをフォローしている不動産投資家の加藤ひろゆきさんやニートになる方法を発信しているサウザーさんなど、皆さん口を揃えて薦めていたのが、青木雄二さんの『ナニワ金融道』である。

 

 

本作品は1990年から1996年に『モーニング』に掲載されたもので、舞台は大阪。

零細町工場で働いていた灰原という若者が、社長に頼まれて自身の健康保険証を使い、サラ金から金を借りる協力をしていたが、工場は手形の不渡りを出して倒産してしまった。

 

その後、金融業界への就職を希望するが、上記サラ金利用歴により信用情報にキズが付いていることがわかると不採用に。

そこで、やっと雇ってもらえたのが帝國金融という街金であった。

そんな彼が葛藤しながら一人前の金融屋として成長していくストーリーとなっている。

 

この本の何が面白いかというと、お金に関するトラブルの教科書として非常に優秀な内容になっているのだ。

30年近く前の設定なので、時代背景や細かい法律の規定については若干相違はあるものの、借金で転落していく人間がいるのはいつの時代でも同じだ。

 

法定金利、手書きの裏書、抵当権設定、任意売却、連帯保証人など、専門的な用語がたびたび登場し、その解説はお世辞にも丁寧とは言えない。

要は、自分で勉強しながら読み進めていくしかないのである(正直、社会人なら初見でわかってほしいのだが)。

とにかく、お金に関する知識とそれに付随する法律的な知識が自然と身につく素晴らしいマンガだと思った。

まだ、序盤だけど、毎日読み進めていくのが楽しみだ。

複数のマンガアプリで無料で読めることが確認できているので、単行本を買うまでもないという人は、気軽にアプリで読めばいいだろう。

 

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3.一匹狼の好きな言葉 

 

【大企業に勤めながら、自分らしく生きる】

大企業サラリーマンは私達が考えるよりずっと、自由で恵まれた環境にいます。そのことに気づくだけで、天国と地獄はコインの表裏のように、簡単に変わります。

自分がどれだけ自由な環境にいるか実感さえできれば、私達は独立をしなくても自由なライフスタイルを創造していくことができるのです。

大企業に働く私達だからこそ、選べるのです。仕事一筋に生きてもいい。仕事もプライベートを両立してもいい。仕事はそこそこで、プライベートを真剣に生きてもいい。

──滝川徹『気持ちが楽になる働き方』より

 

 

大企業のサラリーマンは今のところ本当に恵まれていると思う。横並びの昇進・降格がない・精神を病んでも行くポジションがあるなど。この仕組みが早晩維持できなくなるのは明らかだが、制度が破綻するまではぶら下がり、しゃぶり尽くしていいと思うのだ。

 

おしまい