一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

自分が好きなことを他人のために書く

ブログを初めてもうすぐ丸3年になる。自分が好きなことを書く行為はとても楽しいが、それが他人のためになるとさらに嬉しいと思って毎日書いている。

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元々リアル世界で理不尽に干されて(僕にも多少の原因はあるのだが)、サラリーマンがイヤになったのが、ネットの世界で発信を始めた理由だった。それまで朝から晩まで馬車馬のように働いていた僕のサラリーマン生活はあっけない終わり方をした。

いまだに勤め先を強力に憎んでいるので、そのモチベーションは消えることはない。だから、同時期に始めた人間の99%が更新をストップしても、僕は淡々と毎日書き続ける。そんなに嫌いな職場を退職しないのは、単に仕事がラク&給料がいいからという非常にシンプルな理由だ。

 

減点主義のサラリーマン社会

日本は今のところ表向きは終身雇用を謳っているので、新卒で入社すると約40年間同じコミュニティに所属するわけだ。ここでは一度立った悪評(あいつは仕事ができない、あいつは酒癖が悪い、あいつは●●部時代にパワハラで部下に訴えられている等)は一生付いて消えることがない。

だから、こうした閉鎖的な空間では、目立つことをしない・リスクを取らないという戦術が定石なのだ。サラリーマン社会は減点主義だということを知らない僕は、若いうちにリスクを取りにいってしまい、サラリーマン生活は敢え無くジ・エンドとなった。権力者と争ってはならないのだ。たとえそれが正論でも。

おそらく、僕が歳を重ねる頃には定年はまず間違いなく70歳になっているだろう。最初の10年そこらで出世できないことが決まってしまった僕は、会社にあと40年近くしがみつくだけの惨めな思いはしたくなかった。そこでネットの世界に救いを見出したわけである。

 

加点主義のネット社会

ネット社会では、サラリーマン社会と違い、誰とでも自由に気軽につながることができる。つながるのも自由なら離れるのも自由だ。「なんだ、こいつのブログ全然おもしろくねえじゃん」と思われて心無いコメントをされても、それが一生涯付いて回ることはまずない。

こうした開放的な空間では、サラリーマン世界では禁忌とされていた、大胆に挑戦して、差別化を図る戦略が有効となる。

だから、僕は試行錯誤しながら、面白い記事を書く挑戦する。ツイッターで毎日攻めたツイートもする。悪評はいつでもリセットできるからだ。

1日5PVしかないような泡沫ブログ時代も、悪評を恐れずに乗り越えることができた。これがサラリーマンの世界では、他人の目が怖くて慣れない文章の発表などできた気がしない。

 

僕はギブ&ギブをし続ける

情報と人脈はタダで与えられると言われる。残念ながら、相手に喜んでもらえるような人脈を僕はまだ持っていない。だから、必然的に今提供できるのは情報だけだ。ギブ&ギブの精神でブログを書き続けたい。

ブログの素晴らしいところは、仕事と違って自分のやりたくないことをする必要がないところだ。自分の好きなことだけ好きなように書いていればいい。

それを通じて、読者の方に喜んでいただけたらもちろん嬉しいので、出し惜しみせずに僕の得意分野である金・女・健康の情報を書いていけたらと思っている(女の開拓は最近サボっているけど・・)。

そして、もう一歩進んで、皆さんも発信者になってしまうことも提案する。「書く」という行為には、それ自体に不思議と癒やしのような効果がある。だから面白い文書なんて書けないと思っても、まずは発信を始めてみるといい。今は無料のブログサービスもたくさんある。失敗したっていい。悪評はすぐに消せるのだから。

 

おしまい