一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

身近なものにお金をかけよう

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最近歯ブラシをマツキヨでたたき売りされている98円のものから500円くらいする高品質なものに変えた。

結果、大正解だった。値段が5倍になっているので、快適になるのは当たり前と言えば当たり前であるが、改めて気づいたことがある。

 

一般的に商品の価格と品質の関係を考えた場合、ある程度までは品質は価格に正比例することが多い。この「ある程度まで」というのがミソだ。

ワインの例で言えば、コンビニで500円で売っているワインを3000円のものに変えれば、美味しさが劇的にアップする。これは実体験として持っている。

しかし、5000円を超えたあたりから品質に差がほとんどなくなっていき、1万、10万、100万であろうと、味に大差が出てこなくなると言われている。ここまで来ると単純に原料の希少性などによる価格と思われる。ちなみに庶民のワタクシは100万はおろか10万のワインすら飲んだことはありません(笑)。

 

世間を見渡すと、新築の家とか新車とか結婚式とかにロクに考えずに資金を大胆に投入する割には、身近なものにお金をかけない人が非常に多い。これは貧乏人まっしぐらのスタイルである。

家や車のローンを組めば月に数万〜数十万、結婚式は豪華なものでは一時金で数百万が飛んでいく。そうしたものをやめるだけで莫大なお金の節約になる。

あとは女遊び。豊かなメンズライフを送るには女も大事だけど、しっかり節制しないと際限なく金がかかる。僕もここに何百万注ぎ込んだがわからないが、飲みに行く回数を抑えるとか、相手に何割か出させるとか、何回かに1回は宅飲みにするとか工夫次第でいくらでも経費を削れる。慣れて来たらしっかり節約を考えよう。ネットでよく見る「男はおごって当然」は女のポジショントークだ。

 

そして、身近なものにもう少しだけお金をかけてみよう。たとえば冒頭の歯ブラシの例では、1ヶ月に1回歯ブラシを98円のものから500円に変えても、月にたかだか400円の差である。月々に支払うローンと比べたら微々たる金額だ。

歯ブラシだけじゃなく、日々食べる食材とか、文房具とか、電子機器の類もそうだろう。

大きな出費を抑えて、身近なものに少しだけお金をかけるだけで、QOLはかなり上昇するものと思われる。

 

おしまい