一昨日即った女子が「産まれてから一度も活字の本を読んだことがない」という衝撃的な人物だった。
僕の価値観からすると、今までどうやって生きてきたのかわからないのだが、ホリエモンがよく「文字が読めない人が多すぎる」と嘆いており、立命館大の人文科学研究所客員協力研究員の安田峰俊さんの以下のツイートも最近話題になった。
成人式には行かないでhttps://t.co/LDSRNWVtuN
— 安田峰俊|『「低度」外国人材』3/2刊、『現代中国の秘密結社』発売中 (@YSD0118) January 10, 2021
問題はこの長い文章を読めない子をどう拾うかよな。塾講師や(あまり学生のテスト的な学力が高くない大学の)大学講師やればわかるけど、日本人の5割くらいは5行以上の長文読んで意味を取ることができぬぞ…
「5割くらいは5行以上の長文が読めない」
オイオイそんなことあるわけないと思うかもしれない。少なくともこの記事をここまで読んでいる時点で5行以上読めているわけだし。
しかし、読める人と読めない人は住んでる場所が違って、読めない人は普通の会社にはまず就職できないから仕事では遭遇しないし、給料も違うから同じ店や同じ街に住まないから会わない。そういうことである。
ホリエモンは常々「動画より文字の方が単位時間あたりの情報量が多い」と言っているが、ここのところYouTubeに本格参戦しているのは、文字が読めない5割の人をターゲットにしているからだ。
さて、文字が読めないなら本も読めない。当たり前である。
それでは、本を読まないとどうなるか。多くの副作用がある。
今までお会いしたことのある、本を読まない方々の特徴は以下のとおり。
①本を読まない人は、周りの意見に流される
②本を読まない人は、マスメディアの情報を鵜呑みにする
③本を読まない人は、悲惨な現状を他人のせいにする
④本を読まない人は、メンタルが安定しない
⑤本を読まない人は、常に不合理な選択をする
⑥本を読まない人は、マネーリテラシーが皆無
(一匹狼調べ n=100くらい)
それぞれの副作用は根深いのだが、根本的な原因は「適切な情報を持っていないこと」である。
樺沢紫苑先生が言っているとおり、直面している問題の95%以上は本を読めば解決できる。
今の自分の状況に合った本を探し、友達になりませう。
おしまい