一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ナンパをすることで失うもの

最近ナンパを上達することばかり考えている。

1週間のスケジュールを考える時、出撃日・出撃時間を確保する前提で日程を組んでいる。

その分マッチングアプリを使った新規アポや既存さんとのデート回数は少なくなるし、筋トレ・ジムといった肉体関連、読書・勉強といった知性関連、日記書きや内省などの精神関連など、それぞれ自分を維持・向上していくための活動時間も減る。

こう考えると、意外と失うものは大きい。時間が有り余っていた学生の頃からナンパを始めていたら、こんなに悩むこともなかったんだろうなと思う。

暑さで体力は消耗するし、予定通り出撃できなかったり、出撃したのに街で地蔵してしまうと「自分はなんてダメな男なんだろう」と落ち込む。けっこうハードなアクティビティである。

 

だだ、このように悩んでいる時間は無駄で、「今日が人生で一番若い」という抗う余地のない事実を考えれば、ひたすら出撃し続けるしかない。ナンパはおっさんには明らかに不利なゲームだ。少しでも有利な環境で経験を積むために、言い訳をせずに愚直にやっていく。

今頑張らなかった場合に行き着く先は、そこら辺に山ほどいる女にモテないくたびれたおっさんである。僕はああはなりたくないのだ。

 

今まで以上に1分たりとも無駄にしない意識を持ち続ける。たとえナンパに1日1時間を当てるのであれば、その分の時間を自力で創出する。くだらないネット記事やテレビを観ないのはもちろん、移動中や待ち時間に読書や勉強をし、家事や入浴中など手が塞がっている時は耳から情報を入れる。

極限まで忙しくなるように自分を追い込む。すべての活動で100点を取るのは難しいから、一つのことにダラダラと時間をかけず、60〜70点の完成度・満足度で次の活動に移る。

 

常に身だしなみに気をつけるようになる、トーク力が鍛えられる、強靭なメンタルが身につく、ナンパ以外での出会いの攻略が余裕になるなど、ナンパを継続することで得られることも多いのは事実だ。

僕はまだ結果が出せていないけど、半年で90%が脱落するというこの厳しい世界を必死に生き抜いていきたいと思う。

 

おしまい