一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

書評『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』河野英太郎

今日は社畜時代に愛読した本がダンボールから出てきたので再読(笑)

 

99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
★★★★☆

 

本書は、自分的には非常にオーソドックスな「サラリーマンの教科書」としてオススメしたい本。2012年の発売当時はかなり売れた記憶がある。当時ワタクシも20代後半で、休日出勤当たり前でバリバリサラリーマンやってましたね(笑)

本ブログでよく提唱している脱社畜・サボリーマン系の本ではなく、正統派路線の勤め人養成本。社会人1年目~3年目くらいで知識やスキルは申し分ないのに、所作や振る舞いで損をしてしまうような若手サラリーマンに特にオススメ。この本で形式面を抑えたらかなりパワーアップすると思う。

 

本書は仕事に関する8つのテーマから構成されており、報連相・会議から始まり、チームワーク・目標達成に至るまで、サラリーマンが直面するありがちなシーンが見開き2ページ完結の形で書かれている。特別な能力や訓練がなくても、今日から実践できる内容ばかりだ。

実際、この本に書かれていることは中堅(30代)以上のサラリーマン方はご存知の内容も多々あることと思う。ただ、知っていることと普段からやっていることは別で、久しぶりに読んでみると、意外と新たな気付きを得ることもできる。

 

いくつか本書の内容を抜粋してみよう。

・自信があるようにふるまう(CHAPTER1 報連相のコツ)

ホウレンソウをする前に「すみません、まだ準備不足なのですが」など、つい自信がない時に口走ってしまうことはよくあると思う。だが、これは逆効果なのでやめるべきという話。「効く」と聞かされて薬を飲んだ場合と、薬と知らないで飲んだ場合の効果の違い(プラシーボ)に関する実験が有名だが、ビジネスでも、最初に自信があるという暗示をかければ、相手からはポジティブな反応が返ってくる。

 

・会議の趣旨を明確にする(CHAPTER2 会議のコツ)

会議には、アイデアを出す「ブレスト」と、アイデアを元に最終決定まで持っていく「エバリュエーション」の二段階が存在する。 ブレストでは「相手のアイデアを否定せずアイデアを出す」ことがルールだが、このルールを知らない人がいて台無しになることがある。会議においては、その日の趣旨が「ブレスト」なのか「エバリュエーション」なのかを、事前にはっきりさせておくことが重要という話。

 

・メールはすぐ返信する(CHAPTER3 メールのコツ)

ホリエモンもよく言っているが、仕事がデキる人は秒でメールを返信する。なぜなら、メールの大半の内容はその場で判断できるはずだから。どうしても緊急の用事や会議などで対応できない時は返信ボタンを押して、空き時間ができたらすぐに対応できるようにしておく。例外的に感情的な時とアルコールが入った状態の時は一晩寝かすこと。無用なトラブルを避けるために、これもめっちゃ大事なんだ。

 

以上で挙げた基本的なサラリーマンスキルに加え、多重人格を勧めたり、苦手な人がいたら潰れる前に逃げるとか、最後は体調管理で本を締めるのもとても好感が持てる。実際、体調・体力は何より大事な基本条件だからね。

報連相から体調管理まで、サラリーマンとして生きていく基本が網羅されており、テクニカルな内容も多くすぐに実践できる内容になっているので、若手サラリーマンは四の五の言わずに読んでみるといいと思う。

 

おしまい