一匹狼の回顧録

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書評『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』スティーブ・ソレイシィ

本日はアマゾンのPrime ReadingでDLしたままにしていた本をご紹介。

 

難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!

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難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!

 

先日書評を書いた『改訂版 英会話ペラペラビジネス100』と同じく、スティーブ・ソレイシィ氏が書いた本。英語を話せるようになりたいと願う埼玉生まれのコウスケ氏(39歳・TOEIC320点)とソレイシィ氏が対話形式で、英会話習得のコツをステップ・バイ・ステップでわかりやすく伝授してくれる。

 

本書の主張の肝は、

・オンライン英会話を使う
・スピーキングテストを受ける
・釣り竿表現(様々な場面で使える表現)を駆使する
・十八番を準備しておく

の4つに集約できる。

 

正直言って上2つは英会話コンプレックスのかなり強い自分には精神的ハードルが高かった(いずれも外国人と実際会話をしないといけないため)。だから永遠に英語が話せるようにならないという当たり前の話なのだが、英会話って月謝がめちゃ高いイメージがあるじゃないですか。実際、英会話教室に通学するとなると、今でもマンツーマンレッスンで月に3~5万飛んでいくのが相場なんですね。通学するのも面倒だし。

しかし、オンライン英会話であれば、月額5000~7000円が相場で、スマホが使えて毎日受講できるスクールが山ほどあるんですね・・。中には、講師を選ばなければレッスン回数が無制限のスクールもあり、ここまで価格破壊が進んでいるとは夢にも思わなかったのでした。

本書で紹介されているDMM英会話やネイティブキャンプ・レアジョブ英会話あたりは1ヶ月6000円台で毎日受講ができ、サービスの質もそれなりに良さそうなので、早速登録をしてみようと思っている。

 

あとは本書で頻繁に出てくるのが「釣り竿表現」という単語。

If you have a fish, you can eat one day.
一匹の魚があれば一日は食べられる
If you have a fishing pole, you can eat forever.
一本の釣り竿があれば一生食べられる

ということわざから来ていて、日本語の『大丈夫』とか『よろしくお願いします』のような応用が聞く表現を覚えて、いろんな場面で使えるようにすることが大事ということだ。世界ではこうした効率のいい英語学習法が当たり前で、日本のように難しい単語や文法を覚えるのはナンセンスなのだと・・。

 

本書も中学~高校レベルの語彙力・文法力があれば十分習得可能な内容となっているので、僕のような典型的な日本の英語教育を受けてきた英会話コンプレックスな人はぜひ手にとってみるといいだろう。きっと、オンライン英会話に興味を持つと思う。

 

おしまい