一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

健全な怒りについて

最近私は自分に猛烈に怒っている。

・新聞を読むのが遅い自分
・FP1級の勉強が進んでいない自分
・スキマ時間を無駄に過ごしてしまう自分
・英語が話せない自分
・体重が少し増えた自分

挙げたらキリがないが、自分の不甲斐なさに怒っているのだ。

一般的に、怒りはマイナスなイメージを持たれがちだ。それは、怒りというものが、基本的に他者に向けられるものであるからだろう。

だが、私の怒りは、徹底的に自分に向いている。それも「嫉妬心」や「劣等感」によるものではなく、「向上心」によるものである。我ながら、これは極めて健全な怒りと言ってよいだろうと思う。

人生を思い返してみると、自分に怒っていた時、その後に急激的な成長ポイントが訪れたことが多かった。だから今、怒りを原動力として成長していきたい。怒りのエネルギーを発散させて1秒1秒を大切に生きていく。

 

一方、会社で少し出世が遅れていることについては、まったく悔しいとも思わない。

サラリーマンの出世ゲームには、元々本気で取り組んでいないからだ。どちらかというと、最低限の労力で上がれるところまで上がりたいというヨコシマな考え方で生きている。

でも、本気でやろうと思って取り組んでいることは、死んでもしがみついて、最後まで頑張りたいと思っている。

 

うまくいっているときには驕らず、うまくいかないときには自分に対して適切に怒り、反省し、勉強し、努力する。それがベストだ。男の生き方としてベストなのだ。

親や上司や世間を殴るのではなく、常に自分を殴る男でこれからもいよう。

 

おしまい