先日、近くのセブンで見つけて購入した本をご紹介。
たまには息抜きに本も読まないとね。
成功者の教え ベストセラー100冊を1冊にまとめた。
★★★★☆
タイトルのとおりベストセラーとなっている本(ビジネス書中心)の内容を、様々な切り口でまとめた本。プレジデント2021年 8/13号がほぼ同様のタイトルで発売されているので、それを再編集してムック化した本と思われる。薄い本なので20分もあれば読める。
個人的に面白かった記事は、
・年収レンジごとの愛読書ランキングと本の読み方
・過去30年のビジネス書ベストセラーランキング
の2つである。
年収と愛読書にはさほど相関関係がなく、たとえば、『7つの習慣』・『嫌われる勇気』・『金持ち父さん 貧乏父さん』あたりがどの年収の層でもビジネス書の上位に入っている。一方、好きな本のジャンルとか、1か月の読書量とか、最初に目次に目を通す占率あたりが年収によってまったく違うのは面白くかつ非常に納得感のある内容であった。私としてはD・カーネギー先生の『道は開ける』がどの年収レンジの愛読書にも入ってなかったのが意外でしたが。メンヘラなんですかね、私。
また、過去1991年以降のビジネス書のベストセラーランキングをしみじみと見て思ったこともある。私が当時の記憶があるのは、せいぜい2000年代の中盤からだが、改めて流行り廃りが激しいなと。ランキングに入っているもので、今でも書店で売れ続けているものはほんの一握りで、上述した『7つの習慣』(1997年ランクイン)『金持ち父さん 貧乏父さん』(2001年同)に加え、『プロフェッショナルの条件』(2000年同)と『道をひらく』(2005年同)と『マネジメント[エッセンシャル版]』(2011年同)くらいじゃないですかね。
改めて、本は時の洗礼を受けた古典的名著を中心に読むことが大切という気づきを得られたのと、その時その時の流行に流されることなく、淡々と日記を書く・手帳を書くといった自身の内面と向き合う行為をこれからも続けていき、自己を安定させていきたいなと思った次第である。
とにかく薄くて読みやすい本なので、読んでみるべし。
おしまい