一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

行き過ぎたジェンダーフリー雑感

昨日のヤフーニュースの記事。

news.yahoo.co.jp

 

日経新聞があるコミックの全面広告を出したところ、ジェンダー平等を目指すUN Womenという団体が「制服の未成年女子を性的に描く漫画の広告を載せるのはけしからん!」「この広告は、男性にとって『女子高生にこうしてほしい』という見方しか反映していない!」と抗議をしたという話である。

 

問題となった画像

問題となった画像はこれだ。

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いろいろと個人的におかしいなと思う点があり、

①そもそもそんなに性的に描いているか?という点

②「この広告は、男性にとって『女子高生にこうしてほしい』という見方しか反映していない!」→それってあなたの感想ですよね?(ひろゆき風)、私的にはさほどそうは見えなかったという点

日経新聞は広告料もらって掲載しただけで、日経新聞からしたら「俺に言うなよ、、」と思っているであろう点

など、このUN Womenの主張には、言いがかりに近いものを感じてしまったのである。

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ジェンダーフリー問題は行き過ぎていないか

昨今のジェンダーフリーの例としては、男女別トイレの廃止だったり、性別を中性化したおもちゃだったり、TDLのアナウンスの「レディース・アンド・ジェントルメン」廃止だったり、そこまでやらんで良いでしょというものが目につく。

こういう行き過ぎた(と私は感じている)ジェンダーフリーが、職場などでもいろいろと発言を窮屈にするシーンが多発している。

もはや、「女子っぽい趣味」とかいう発言すら許されず、「女子は感情で判断するからね」なんて言った日には(表向きは)大問題に発展してしまうようになった。「男のくせにグチグチ言うな」みたいな発言はなぜか許容されるんですけどね。

しかしながら、酒を飲んでる時など、ぶっちゃけトークができる場でこの手の話を出して、たとえば、

・女性は遠方に出張させるのはかわいそう(男が行くべき)

・女性は妊娠・産休リスクがあるから、組織管理の観点から、男性より一段優秀な人を管理職に登用すべきだ

・男性が育児休暇を取るべきではない(これには根拠はないんですが笑)

みたいな話をすると、男女問わずほぼ全員が同意してくれるんですよね。

職場だけでなく、マッチングアプリで知り合った女の子とかも多くの人が同意をしてくれるので、この時代でも実際は大半の人が旧来型の男女観を持っているということなのではないだろうか。

 

ジェンダーフリーを声高に叫ぶのはごく一部なのでは

昨今のポリコレ偏重の風潮からいくと、私の考えは「古い」と言われるのだろうが、周囲の性別・年齢・年収などを問わず同意してくれる人が多いので、少なくとも私の考えが少数派だとは考えにくいのである。

時代の流れ的にジェンダーフリーの言説はマスメディアに取り上げられ称賛されやすく、それに逆行する発言は炎上が必至なので、結局われわれの目につくのはジェンダーフリーに偏った記事ばかりになる。

あくまで仮説ではあるが、この仮説に立つと、ごく一部の団体・個人が金と時間を使ってジェンダーフリーを叫んでいるだけなのではないかという結論に至るのである。

これは行き過ぎたパワハラ・指導の問題や働き方改革の問題も同じだと思っている。

そういうことを実現したいと思っている人は悪意のある過激なコメントをするヤフコメ民(約2%)と同じで、大半の人はこれまで通りでいい(もしくはもう少しマイルドに変化すべき)と考えているのではないかと思う。

したがって、あまり惑わされずに自身の意見を発信し続けたいと思う今日この頃である。多分会社では干されますが、気にしない気にしない!

 

おしまい