一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

朝の情報収集ルーティン

私はしがないルート営業の仕事を長年やっている。

自分でも最低平均点は取れている営業マンだと思っていて、自社・業界知識はもちろん備えているし、コミュニケーション力も高めだと思う。仕事も迅速・正確に捌くように心がけてはいるが、決して無理はせずクライアントとの親密度に応じて優先順位を分けているし、よほど仲良くない限り疲れるので飲み会もやらない。ゴルフに至っては絶対に断る。まあ、クライアントからしても可もなく不可もない感じなのだと思う。

エース級の営業になると、朝から晩まで土日も含めてクライアントとの関係構築に勤しんでいるが、私は絶対やらない。なぜなら、クライアントとの関係構築の時間は自分にとっての資産になりにくいからだ(会社の収益にしかならない)。

 

私が、自分の資産にも会社の収益にもなると思い力を入れているのが、朝の情報収集である。

新聞・ネットニュースを読み込むことで日に日に知識が深まり蓄えられていくし、クオリティペーパーとして位置付けられている日経新聞は、経営者であれば誰もが読んでいるので、これを読んでおくことで商談で振られた話題についていけないというリスクを回避できる。まさしく自分・会社の双方にとってWIN-WINなのである。

そもそも、私は負けず嫌いなので、相手が知っていて自分が知らないという状態が許せないので、それを避けるためにも朝の情報収集は必須だと思っている。

 

どんなに時間がなくてもNHK NEWS WEBと日経新聞のニュースはチェック。余裕があれば、朝日・毎日・読売・産経の見出しとYahoo!ニュース・NewsPicksも確認する。

最近、日経は日経テレコン楽天証券版)ではなく、毎月数千円を課金して日経電子版の購読を始めたのだが、これが紙面ビューアーとアプリの二刀流ができて非常に便利。紙面ビューアーを使うと紙の新聞と同じ画面で見ることができる。

iPadで紙面ビューアーを使い、当日の記事の大きさや重要度などを確認しながらざっと見出しを中心に一読をして、気になるニュースはiPhoneアプリでじっくり読む。こんなハイブリッドな使い方ができる。自分にとって一番くらい有益なサブスクになっている。

 

いずれにしても「こいつはそんなことも知らないのか」と思われるほど悔しい瞬間はないので、日々の情報収集には半ば命を賭けて取り組もうと思っているのである。

 

おしまい