一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

新聞との付き合い方の最適解

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新聞との付き合い方というのは、けっこう難しいものだと最近思っている。

 

サラリーマン、特に私のような営業マンであれば、新聞を読んでから客先に行くことはある種の義務に近いといっていいと思う。新聞を読んでいなければ、上司やクライアントとの会話に支障をきたしかねず、私としてはそれが一番避けたいことである(少しプライドも傷つくし)。

ただ、隅から隅まで精読し始めると時間がいくらあっても足りない。頭が良いかは別として、私のように知的好奇心が強く・知らないことを一つでも減らしたいと願っている人間にとっては、新聞はかなり面白い読み物である。自分で気をつけないと平日仕事をしている時間以外の朝晩は、ほとんど新聞を読んで終わってしまうことになりかねない。

 

したがって、試行錯誤の末、記事の鮮度の重要度に応じて、次のような読み方をすることにしている。

平日の朝は日経新聞の記事の見出しとリード部分を中心に30分程度読む。その際に、特集記事やコラム記事などで興味を持ったものの読むのに時間がかかる記事については、保存してまとめて週末に読むというやり方をしている(前提として、ニュース速報を漏らさないためにNHK NEWS WEBは朝晩2回必ず読んでいる)。

週末になると、これらの記事が紙面に掲載されてから最大一週間ぐらい経っているのだが、内容の鮮度が落ちる類の内容ではないので、あと読みで問題ないのだ。

一方で、記事によっては、鮮度が命(重大事件・仕事に直結するニュースなど)の記事も中にはある。こうした記事はしっかりその日の朝のうちに読み込んで仕事に備えるのである。

 

全ての記事を完璧に読み切らないといけないという義務感に駆られると、急いで目を通すことばかりに気がとられ、肝心の内容が全く頭に入っていないということもある。こうなったら本末転倒である。

また、日々の新聞記事は、その日の記事の重要度に応じて並べられているため、断片情報の寄せ集めになっている。その点、一週間単位であれば政治・経済の大きな動きについてある程度マクロに把握できるようになるので、大局観を養うという点でも有効な方法と言える。

ともすると完璧主義に陥りやすい性格でもあるので、最近はこのような工夫をして新聞と向き合うようにしている。

 

おしまい