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日経新聞の夕刊読むべきか問題

楽天証券様のおかげで日経新聞が無料に読めるようになりはや数日。

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過去3日分の朝刊・夕刊に加え、速報ニュースも一定の期間までしか遡れないにせよ無料で読めるとか、今年一番の感動と言っても過言ではない。

 

さて、少し考えていたのが「夕刊を読むべきか」という問題である。

もちろん、夕刊も読むに越したことはないという前提だが、読書・資格試験の勉強・ジム・ストリートナンパなどやりたいことが山ほどある中、有限な時間を割いてまで目を通す価値があるか天秤にかけて判断しないといけない。

 

結論、夕刊はほんの一瞬見出しだけ目を通す程度でよいかなと。時間にして1〜2分で十分かと。

日経新聞に限らず、基本的に夕刊に掲載される記事は、その日の朝刊を締め切った後(要は午前中)に起こったニュースをまとめたもので、重要な記事は次の日の朝刊に内容が改めてアップデートされて掲載される。

「最新ニュースを把握する」という意味では役に立たないこともないが、ネットが発達していない時代ならともかく、今ならネットニュースの方が明らかに速い。速報性という意味では、同じ日経新聞電子版の中でも速報ニュースの方が早いし、NHK NEWS WEB・Yahoo!ニュース・NewsPicksを見ていたら重要ニュースを漏らすようなことは基本的にはありえない。

ゆえに、「日経新聞は今日のどんなニュースを重要視してるんだろう」ということを把握するくらいの気持ちで見出しだけ流し読みして、自分の知らないニュースや日経独自の社説やコラムで読みたいものがあれば開くという使い方でよいと思った。

実際、ある調査によると、日経に限らず夕刊の閲読率は23.4%と、あまり需要がないことが見て取れる。

 

それにしても毎日の情報収集ってめっちゃ楽しい。

わからないワードが一つの記事に何個もあるうちはゲンナリするんだけど、まずは一面の記事だけでも読んで、わからない言葉や背景事情をググりながら読んでいくと、ちょっと分かる→面白いかも→スキマ時間に読む→いつのまにか習慣化→日常会話で記事に載っていた話題が出てくる→ドヤ顔で話す→優越感に浸れる、という好循環が生まれる(笑)。

 

読み方のコツとしては、「全部読もうとしないこと」「逆三角形を意識すること」が大切。

日経の朝刊は約25万字で新書2冊分の文字量と言われている。朝の忙しい時間帯にこれだけの量に全て目を通す余裕はとてもないはずだ。

そして、限られた時間内で効率的に情報を収集するため、逆三角形の記事構成を意識して、「見出し」(タイトル)・「リード」(記事の要旨をまとめた数行の文章)・「本文」(それ以降)のどこまでを読むかを判断する。

その記事が読者に本当に伝えなければいけない大事なことは、基本的に見出しとリードの中にすべて書かれているので、自分の仕事や興味に深く関わりのある記事以外は、見出し→リードと読んでいって「ここまでで十分」と思った時点で、次の記事へ移っていくとよい。多分小中学生の頃に学校で習っただろうが、念のため。

 

おしまい