一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

僕の「youthful days」

今日は近所のブックオフに入ると、恒例の懐メロ特集で、ミスチルの「youthful days」が流れていた。


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この曲、タッキーが主演となった『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』の主題歌として流行りましたよね(ドラマ自体は見てませんが)。

でも、リリースされたの、もう21年前なんですね・・ミスチルにしては最近の曲というイメージがずっとありましたが。

 

さて、この曲のタイトル「youthful days」を訳すと、「若い頃」「若々しい日々」などとなる。この曲を聴くと、20代の頃付き合っていた彼女を思い出す。土曜日の夕方から彼女と近所に飲みに行き、そのまま彼女の家に泊まり、翌朝は昼前までダラダラと寝て、眠気覚ましに近所の緑道を散歩してからラーメンを食べに行く、そんな日々を思い出してしまう。まだ、この頃は両親も若くて健康で、プライベートでなんの悩みもなかった。まさしく、僕の「youthful days」を回想させる曲なのだ。

 

ある意味、あの頃が一番幸せだった気がする。

金も知性もなかったが、時間と若さはありあまっていた。仕事も順調で、何の疑いもせず社畜ライフを生きていた。

今こそルーティンとなった、ブログ書きもニュースチェックも日記書きも何一つしていなかった。今はそうしたルーティンが完全に習慣づいてしまったので、やらなければ眠りにつくことができない。昔のように好きな女性とそんな風にダラダラと過ごすことが、いつしか「時間の無駄」とまで思うようになってしまった。

これは、解釈によっては「成長」とか「進化」とか言えるのだろうか。まあ、いつまでも20代前半の頃のように何も考えずに遊ぶわけにもいかないということだけは言えると思う。

 

振り返ってみれば、バカな頃がいちばん面白かった。だけど、ひとはいつまでもバカではいられない。そういうことなのだろう。

橘玲さんも自伝的小説『80's』でこう言っている。きっと、そういうことなのだろう。

80's エイティーズ ある80年代の物語 (幻冬舎文庫)

 

おしまい