相変わらずマッチングアプリなる効率的にセック○をもたらしてくれるツールを使って女とのアポを入れまくっているのだが、直近一旦約束を取り付けたものの、レスポンスが悪い女を2人ブロック。こちらが段取りをすべて組んでいるのに、感謝の欠片も感じないようなヤツは大体こっちに興味ないし、セック○できない可能性も高い。これらの無駄なアポを排除することで、おそらく15000円くらいは浮いたはずである。
その代わりと言っては何だが、以下の3冊の本を購入した。
皆さんの多くが、高校の社会科は山川出版社の教科書で勉強されたと思う。
教科書は検閲があり、字数制限のせいで記述が簡潔になっていて(クソつまらない教師の板書と説明で補う前提)、わかりにくいところもあるが、このシリーズはとにかく膨大な知識が丁寧に丁寧に書かれている。
正直、通読するなら『ナビゲーター』や『実況中継』シリーズに軍配が上がるだろう。文体が講義調でわかりやすいし、重要語句が赤字で強調されていたり、図表も豊富なためだ。
この山川出版社の『詳説~研究』シリーズは、辞典だと思って、必要な情報だけ切り取って読むのに向いている。一個一個の事象や人物の解説がとにかく丁寧だ(その分長い)。教科書で注釈にされてしまうような記述もがっつり本文に取り込まれている。新聞を読んでいてわからないことがあれば、この3冊を読めば時間はかかるが理解することができるだろう。
まあ、Wikipediaでも全然良いのだが、やはり有象無象が編集できるネットの記事とは記述の安心感が桁違いである(Wikipediaも十分わかりやすいけど)。
作家の佐藤優さんもよく言っているが、義務教育レベルの基礎知識に欠損があると、いくら新聞・ニュースを見てもその内容を理解することができないし、流行りの本を読んでも知識が積み上がっていかない。だから、高校の学習参考書レベルの基礎知識を身につけることは、大変重要なことなのである。今こそ、大人の学び直しをすべきだ。
これらの本は1冊3000円弱するので書籍としては決して安い部類ではない。だが、つまらない女と2時間飯を食ったら下手したら1万円かかるぞ? 人生のコスパを考えたら安すぎるくらいである。
また、歴史や政治経済を学ぶと縦・横の視野が広がるので、自分の人生の悩みがクソみたいにちっぽけに感じられることも社会科を学び直すメリットだ。「100年産まれるのが早かったらガタルカナル島に送られてたな」とか「北朝鮮に産まれなくて本当に良かったな」的な感じに。
職場の人間関係や上司からの理不尽に疲れた社会人こそ今日紹介した本から癒やしを得てほしいと思う。
おしまい