一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

飲み会を断る価値

今日は予定されていた勤務先の飲み会が上司の体調不良で急遽中止になって非常にハッピーな夜だった。

私は上司・先輩のマークを外して自由に仕事を進めたい&転勤・人事異動を避けたいので、月に1〜2回開催される職場の飲み会は基本的に断らないようにしている。簡単に言うと「効率良く媚びている」つもりなのだ。

 

ただ、飲み会で失うものをよくよく考えてみると、結構な損失が生じていることもわかる。

当たり前だが金がなくなる。おっさんのつまらない自慢話・お説教を聞いて5〜6000円取られるという、そこだけ切り取ると人生の無駄遣いとしか思えない苦行に金を払っているのだ。

また、時間も失われる。私の勤務先は18時には飲み会が始まるが、解散は必ずと言っていいほど23時過ぎてから。5時間以上拘束された上、酔っていると家に帰る途中・家に帰ってから読書・勉強・運動など生産的な活動をするのが困難になるので、実質7時間くらい投下しているイメージだ。今日が一番若いはずの人生の残り時間が失われていくのだ。

さらに、得られたはずの機会に目を向けると俄然悲しくなる。6000円あればビジネス書を4冊買えるし、まあまあの服・靴・日用品なども買える。7時間あれば本の2〜3冊は読めるし、ジムにも余裕で行ける。ブログを書くにしても何本記事が書けるだろうか。

 

これは当然つまらん女(要はセック○できない女)との飲み会にも当てはまる。

職場の飲み会なら上司・先輩との仲良し貯金ができる分救いがあるが、アポってセック○できない女(そして二度と会わない女)と会った後の徒労感は最悪である。二日酔いなんてしようものなら数日間は本気で落ち込むレベルである。

数時間ヤリたい一心で女を必死で持ち上げた末、1万円取られてセック○できないのは本気でしんどい。だから、事前の食いつきを慎重に見極め、確率の高そうな女以外とは飲みに行ってはダメなのだ。

飲み会は大事だ。だが、飲み会を断る価値を常に意識しよう。

 

私が飲み会をあまり好きでない一番な理由は、飲んだ後眠くなって何も出来なくなるからなのだが、「酒は抑圧された労働者の娯楽」という名言を残した父親の言うとおり、どうしても日中受けた仕事のストレスで飲みたくなる日もある。

そういう日は、良い酒を買って、寝る寸前に家で飲もう。良い酒もスーパーで買えば安い。やりたいこと・やるべきことをやって寝る前に飲むならさほど時間の無駄にもなるまい。金・時間双方の面で損失の少ない酒の楽しみ方をしよう。

 

おしまい