一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

事務員にモテること

自分のような営業の人間にとって超重要なパートナーが「事務員(営業事務)」である。

彼女たちを味方につけるか or 嫌われるかで仕事の効率が2倍・3倍と変わってくる。

よく本ブログでは「上司との飲み会に戦略的に参加する」ことを勧めているが、それと同じくらい大事なことかもしれない、と最近改めて思った次第。

 

このご時世なので、私の勤め先も事務員は基本的に派遣社員である。要は、我々雇用側が気に食わないと簡単に契約を切れるような関係にある。

だからといって、派遣社員に対して偉そうに振る舞ったり、見下した態度を取ったり、命令口調で話したりするのは絶対NGである。

彼女たちは皆「契約更新されないかも」と不安な日々を送っている。ここで、不安を解消して寄り添える男になれるか否かがとても大事なのだ(ナンパの経験がとても活きる笑)。

 

私は、

●声をかける
●定期的にお菓子をあげる
●責任の発生する仕事は絶対にやらせない

の3点を意識している。

 

髪を切ったら褒める。好きな野球チームが勝ったら一緒に喜ぶ。お願いした仕事をやってもらったら「ありがとう」と言う。とにかく、話す回数を増やす。

あと、古典的な手法だけど、1ヶ月に1〜2回は近くのドラッグストアでお菓子を買って渡している。女性は甘いもの大好きなので、とても喜ばれる。物をもらって嫌がる人はいない。

そして、一番大事なのは安い時給で働いている彼女たちに責任の発生する作業(判断の入る作業など)をやらせないことだ。一度書類の現物チェックを遠隔でお願いしようと思ったのだが、さすがに業務範囲外だと思って夜中にオフィスに帰って対応したことがある。その際は「一匹狼さんはよくわかってるわね」という表情を後日されたのが印象的だった。

こうやって、コツコツと信頼残高を積み上げて事務員を味方にするのが大切だ。事務員にモテよう(抱くという意味ではない。若ければ抱いてもいいが笑)。

 

万一事務員に嫌われると、

・不在時の来客・電話対応に難色を示される
→営業として致命傷になります
・書類・荷物の発送・受取ができないことがある(後回しにされる、無理を聞いてもらえない)
→これも営業として時に致命傷になります
・細かい事務作業を代わりにやってくれなくなる
→パソコンの設定、本社への定例報告など。いちいち出社する必要が出てきます

とにかく事務員に嫌われると仕事がしづくなるのだ。

 

私自身、頭の回転がそこまで早い方ではないので、こういう処世術で上手く立ち回るしか生きる道はない。

相手がどんな立場であれ、敵は作らず、決して目立とうとせず、最低限の実績さえ出していれば年功序列のJTCではこんな私でもそれなりに昇進・昇給していけるのである。JTCは闇が深いのぉ。

 

おしまい