一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

出世できないより大きな問題

昔ながらの日系企業(いわゆるJTC)で新卒から働いている私。

終身雇用・年功序列を地で行っているので、それなりに昇進して役職もついて来ているが、35歳を過ぎてから一気に差がつくのがJTCの特徴である。その頃には転職市場でも価値が落ちて人材流出を防げるだろうという会社側の魂胆が透けて見える。

それにしても、私出世にまったく興味が持てないので、歯を食いしばって仕事しないといけないこの時期に、全然頑張れずにほぼ定時帰宅している。

大学受験とか資格試験の勉強とかは努力が結果に直結するのでガムシャラにやってこれたのだが、仕事は運ゲーと無駄な要素が多すぎて、やる気にならない。

もちろんもらえる給料が高い方がいいので、こういう働き方の結果としても出世できたらそれはそれで大歓迎だ。出世したくないというわけでなく、出世に興味がないのである。

 

出世に必要なのは上司とのプライベートのお付き合い・部下のマネジメント・圧倒的な営業実績、あと上司との相性とかポストの有無とかの運ゲーである。

上司とのお付き合いは転勤させられない程度に酒は最低限付き合うが、ゴルフは断固拒否。マネジメントは、元々他人に興味ないので苦痛。営業実績も予算の100%やるのと120%やるのでは倍くらい労力が変わってくるので、ギリギリ100%くらいで着地できるようにやっている。

 

私は、出世のために必要なこうした無駄な時間を徹底排除し、読書・勉強・情報収集を通じて、一般教養・時事ネタ・普遍的なポータブルスキル(ロジカルシンキングマーケティング・会計・法務等の専門知識)の習得などに勤しんでいる。こういうことを大人として知らない方が大きな問題だし、仮に今後転職・副業などをするときにも役に立つはずだ。社内の役職など一歩外に出たら何の役にも立たない。おもちゃの勲章である。

大体9時〜18時勤務なので、それ以外の時間はもちろん、仕事の移動中のスキマ時間なども、仕事の成果物の完成度を上げるような努力は一切せず、自身の知識の積み上げ(あとは休息)のために使う。

 

大学受験レベル一般教養はスタディサプリがオススメ、あとMBAの基礎的な知識としてグロービス学び放題に半年だけ登録してみようかなと思っている今日この頃である。サブスク代がヤバいことになりつつあるが、時代の流れだよね。

 

おしまい