着々と転職活動を進めています。
転職&再就職者のための100問100答 面接トーク!
★★★★☆
職務経歴書の作成、SPIの勉強(ボロボロ)と並行し、面接の一問一答の想定問答集を作成している。
資格試験の勉強でもそうだが、準備できるところは可能な限り、やれるだけやるのが一匹狼の流儀。
絶対に準備できないイレギュラーな質問もあるはずだが、一方で志望動機・自己PR・逆質問など、ほぼ必ず聞かれるような質問もある。
事前に回答を準備できているか否かで、回答の質は雲泥の違いになるはずなので、読める限りの面接対策本を読んで、想定問答集のブラッシュアップしていきたい。その1冊目に選んだのが本書である。
先日紹介した『はじめての転職ガイド』と同様、著者はヤドケンこと谷所健一郎さんが、面接時に質問される頻度が高い100問を厳選して掲載してくれている。「定番質問」(第1章)、「職種別・年代別質問」(第2章)、「キラー質問」(第3章)、「想定外の質問」(第4章)など、基本ベースの質問は、ほぼ網羅している。
また、各質問に対するモデル回答例とポイント・NG回答例が書かれていて、質問の意図・面接官が求める回答を理解したうえで、回答を準備することが可能。
また、序章もなかなか良いことが書かれていて、転職成功を勝ち取るための10の心得が書かれている。少しだけポイントを抜粋。
最初のアクションは企業分析と事前準備
転職活動を成功に導くためには、希望する企業の情報はもちろん、求められるスキルも把握して、それに伴う事前準備をしておく必要がある。
会社説明会や就職セミナーが頻繁に行われる新卒採用とは違い、転職採用では、転職フェア等で企業説明を聞くことができるものの、基本的には、自ら企業情報を収集して自分に合う企業を見極めなければいけない。
採否は「面接で9割決まる」と心得る
企業によって面接回数は様々だが、一度も面接を行わずに書類のみで採用を決定する企業はない。なかには、突然の筆記試験や適性検査を実施する企業もあるが、やはり最終的な採否のジャッジは、「面接で決まる!」と言えるだろう。
~中略~
別の見方をすれば、実務面の能力がやや不足していても、仕事への熱意や自己分析の結果を30分程度の面接でしっかりアピールできれば、採用を勝ち取る確率がグンと高まる。
この本でも、相当程度質問に対する回答の枠組みを構築できるが、まだまだ私としてはこれから面接本の読み込み&想定問答集のブラッシュアップを重ねていくつもりだ。
この本は、余計な主観や思想があまり入っていないので、面接本の最初の1冊目に適していると思う。
おしまい