一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

限られた気力とエッセイと

ここのところ、土日も5~6時間は転職活動に充てていて、限られた気力の大半を投入している。まあ、別に誰にやれと言われているわけでもない(厳密には担当のエージェントに「職務経歴書」を書き直せと何度も言われているのだがw)ので、「疲れた」などと言うべきではないのだが、さすがにちょっと疲弊気味である。

正直、今年度少しばかり拘束時間が増えたとはいえ、世間一般の大企業勤務のサラリーマンに比べ、圧倒的にラクをしていると思われる私でさえ、エージェントとのやり取り・書類作成・面接準備・SPI準備などをやっていると時間がカツカツになってくる。

これ、普通のサラリーマンが転職活動するのなんて無理じゃね? と思う。ゆるふわルート営業でよかったぜ、と心底思う。4月は上司のご機嫌取りで残業しまくっていたが、もう最近はやめたので、割とホワイトになってきたのだ。

 

さて、転職関係の書類作成ヘトヘトになってくると、ビジネス書の類を読んだり、勉強したりする気力が残されていないことが多い。

そういう時は最近はエッセイを読んでいる。え、一匹狼さんエッセイ読むの? と思われる人もいるだろうが、私エッセイ大好きなのだ。

エッセイは「随筆」と言われていて、まあブログみたいなものなので、筆者の思索や意見がつらつらと書かれていて、何も考えずに読めるので、疲れているけど活字を読みたいな・・という時に活躍する。

 

あの難解な世界観で賛否が分かれる村上春樹ですら、エッセイは超脱力系である。

久々に読んでみるとこれが面白い。

村上朝日堂(新潮文庫)

 

同じ村上でも村上龍のエッセイもなかなかいい。『すべての男は消耗品である』とかね。特に、90年代のやつが好き。エッセイって時事ネタ多いから書かれた頃に流行ってたものとか出てくるのも興味深い。

すべての男は消耗品である。VOL.5: 1995年9月~1998年9月 金融危機

どっちもブックオフで110円で購入。出張にお供している。

ビールを飲みながらボケーっとエッセイを読んで、眠くなったら寝るみたいな瞬間が最近の幸せ。分かる人いるかな。

 

おしまい