一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

有効な時間とは何か

転職先の上司との飲み会の前に、私の指導員となる予定の社員と少し話す機会を設けてもらった。

指導と言っても、どうやら数ヶ月後にお辞めになる予定らしく、私に仕事を引き継ぎつつも、もう心はここにあらずという状況らしい。

引継ぎを受ける側からすると大変無責任に見えるものの、そういえば少し前の自分がまさにそうだったと思い出し、逆に仕事を短期間で覚えるチャンスと考えようと思う。

 

けっこう末端の作業的なものも多いようなので、しっかり自分の仕事が「有効な時間」で埋められるよう意識して過ごしたいと思う。

サラリーマン生活には無駄な時間も多く、単なる事務作業に加え、クライアントや同僚を待っている時間、大半の会議もそうだろう。

逆に、有効な時間は、①直接自分のジョブを行っている時間、②自分にスキル・知識・経験が蓄積される時間、③その仕事自体を楽しめている時間などが挙げられよう。

 

私にとって自分のジョブとは「法人営業」で、クライアント先で商談している時間やその準備・調査の時間がまさにこれに該当する。

また、自分の業界・会社の仕組みや商品・サービスの知識が身につく時間は、自分の市場価値を高めている状態と言えるので、有効な時間と言える。

その仕事自体を楽しめている時間とは、単なる会議の日程調整などでも、その過程で美人の役員秘書と話ができる等が想定できる(笑)。

 

よくよく考えると、転職先で新たな仕事を学ぶ場合、多くのケースが②に該当し、新たな知識を吸収する時間が長くなるはずなので、まずは全てのこと(雑用も含め)を謙虚な気持ちで勉強していこうと思う。今からドキドキである。

 

おしまい