一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

上司・先輩のマークを外す大切さ

前職では一日中がっつり外回りの営業をやっていたので、上司・先輩のマークを外すことに腐心していた。

これが、直行・直帰という黄金アイテムの入手可否を大きく左右していたからだ。

上司・先輩に好かれることで、会社に行く機会を減らし、1日2時間は時間を浮かすことができた。

 

この点は現職でもそうなのだが、前職に比べて社内にいる時間が圧倒的に長くなった今でも、マークを外すことで自由に振る舞える点は変わらないということがわかった。

一応、「コンサルティング営業」を銘打っているプレイヤーたちの集まりなので、上から認められさえすればそれなりの裁量を持って働くことができる。

 

例えば、

・ランチを好きな時間に一人で取れる
・お茶休憩(=カフェで昼寝)を取れる
・会議室に引きこもって議事録&資料作成
・上司・先輩より早く帰っても何も言われない

など、こういった自由な振る舞いが可能になる。

 

特に、会議室に引きこもって自分の作業をできることは大きい。このことで、土日の資料作成時間が激減した。

現職は出社率が90%以上の企業で、対面でのコミュニケーションをとても重視している。よって、自席に座っているととにかく話しかけられることが多い。

これは前職時代でいうと、強制的・暴力的に作業を中断させられる点で、クライアントからの無意味な電話に近い。だから、個室にこもって集中して作業する時間はとても大切だ。

 

マークを外すためには、報告期日を守る・上司や先輩の業務が円滑に進むようフォローするといった日々の仕事における信頼獲得はもちろんなのだが、定期的に飲み会に参加する・一緒にランチを取りに行くなど、精神的な距離を縮めることも大切である。

あと、早く帰る分、朝はチームの誰よりも早く(と言ってもタッチの差で数分早いだけw)行くようにして、がんばっているアピールも欠かさない。

前職ではゴルフが割と重要要素だったのだが、これをごくわずかの有志しかやらない(多分2割くらい)ので、これも私の職場満足度を上げている理由になっている。

 

結局のところ、面倒なことに直面した時に、毎度時間・お金の投資対効果がどれだけあるかを考え、後々自分を自由にする可能性のあることに対しては、積極的に関与していくことが、ストレスフリーな毎日を獲得することにつながることを意識していこう。

 

おしまい