一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

JTCの悪習慣からの脱出

に時間がかかっている。

「一匹狼さんはタイムマネジメントは下手くそだね。君の労働時間、タダじゃないのよ」

と先日の面談で厳しい言葉を上司に言われる。

 

前職のJTC時代から、勤務時間の許す範囲内で、最大限時間を使う習慣があった。

 

理由の一つは、それが勤勉である・頑張っていると周りから評価されるからだ。

100のアウトプットを涼しそうな顔して8時間でやる社員より、同じアウトプットを12時間でやって苦しそうにしている社員の方が評価された(狂った話なのだがマジ)。

 

もう一つの理由は、ザ・メンバーシップ型の企業文化だったので、イチ個人が早く仕事を終えた場合、チームの他のメンバーがまだ仕事をしている間に帰宅することは、チームの全体最適に反する行為と見なされ、他のメンバーを支援するために追加の仕事が与えられるのである。

「仕事の報酬は仕事」とかいう、こちらも狂った論理が罷り通っていた。

 

若手のうちに、仕事のできない先輩の仕事を回されるということを何回かやられ、器用に仕事のスピードをコントロールするようになってしまった。

当然、仕事を積まれれば積まれるほどミスやインシデントを引き起こすリスクは比例するので、そういった点でも、苦しそうに見せながら実は余裕ありみたいな状態をキープすることに命をかけていたように思う。

 

しかしながら、現職は完全にジョブ型で、現在自分が与えられている職務をしっかりこなしているのであれば、横のメンバーの仕事が急に降ってくるというようなことは絶対にないようなので、一つひとつのタスクの時間管理をしっかり意識していこうと思う。

ただ、早く終ろうと終わるまいと、飲みに連れて行かれる可能性が高いので、あんまり意味がない気もするんだけどね・・

 

おしまい