一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

取引先や他部署にザ・JTCマンがいる

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昨日の記事で、時間管理を意識して早く帰ろう的なことを宣言して書いたが、打って変わって、今日はやっぱりザ・JTCマンが周りにいっぱいいるなと感じた。

 

まず、取引先のAさん(同い年くらい)。

この人は業界の大先輩で、業務知識も豊富でこちらへの要求も高く、いつもキツいことを言ってくるのだが、今日電話を切った数分後にまた電話がかかってきて、

「一匹狼さん、このメールもらったの休日じゃないですか! 働きすぎです! ほどほどにしないと倒れちゃうよ、マジで」

とわざわざ気遣うための電話をもらった。

同時に、すんなりお願いしていたことが通った。

 

また、他部署のBさん(3歳くらい年下)。

こちらは勤務先の管理部門の人なのだが、ある案件で社内連携がうまくいかずに、一方的に迷惑をかけて相手に残業をさせてしまっていた(※私にできることは何もない)のだが、

「ご対応が終わるまでお待ちしてます。申し訳ございません」

と生産性無視のチャットを入れると、

 

しばらくしてから、

「対応終わりました。一匹狼さんは昭和のソルジャーそのままって感じですよね」

と、嬉しそうにわざわざ自席まで挨拶に来て、笑って許してくれた。

 

結局、仕事がデキる・デキないという軸は考慮されず、理由を問わず長時間勤務で余裕がなくキツそうに仕事をしてる方がトクすることもやっぱり多そうだ。

正直、前職時代からこちらの文化に慣れきっている私としては、とりあえず21時近くまで仕事をしていたら、ミスっても免罪符になるし的な感覚で、ダラダラ仕事のスピードを調整してしまう。

 

一方、自分のチームに限っていうと、昨日書いた通り「生産性」とか「費用対効果」みたいなことを言ってくる人が多いので、結局タイムカードだけ定時に切って、表向きの勤務時間だけキレイにするみたいなことをやるハメになる。

これならまだ長時間労働ということが対外的にわかった方がホワイトだと思うのだが、これで私が万一過労で心筋梗塞脳梗塞を発症して死ぬようなことがあった場合、PCのログなんかを見たら大問題になると思うんだよな。過労死ラインの月80時間の残業なんて余裕でやってるからねぇ(笑)

まあ、私の勤務先みたいな企業は無数にあると思うので、日本人の根底にある感覚が変わらない限り、生産性を上げようと思っても一定以上は上がらない気がするのだ。

 

おしまい